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ガリレオ・ガリレイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 04:44 UTC 版)

ガリレオ・ガリレイ: Galileo Galileiユリウス暦1564年2月15日 - グレゴリオ暦1642年1月8日)は、イタリア自然哲学者天文学者数学者[1][2][3]


注釈

  1. ^ ただし、本当に誠実なやりかたでデータをとったのかどうか、という点に関しては怪しい点があるらしい。つまり自分の説・仮説に合うようにデータをいじっていたらしいとブロードやウェイドによって指摘されている。つまり「自然科学の父」と呼ばれるような人がすでに、現代で言う「科学における不正行為」に相当するようなことを行っていたのであり、不正行為の問題が20世紀になってにわかに始まったかのような印象を持つのは適切ではなく、実は自然科学はつきつめればその父(開拓者)まで腐っているような、かなり根深い問題だとブロードやウェイドは指摘しているのである。(出典:W.ブロード, N.ウェイド『背信の科学者たち』講談社、2006)
  2. ^ イタリアの貴族たち同士の激しい権力争いや、そうした貴族の中から選ばれる、きわめてきわどい立場の教皇の思惑など、泥沼の権力争いや様々な策謀
  3. ^ この黒い部分は現在でも“月の海”(lunar maremareは“海”を意味するラテン語)と呼ばれている。ヨハネス・ケプラーも同様の考えを持っており、最初にmareと命名した。
  4. ^ デカルトはTraité du monde et de la lumièreの代わりに3部作La DioptriqueLes MétéoresGéométrieを出版し、その3部作の序文のような位置付けで書かれたのが有名な『方法序説』である。
  5. ^ 結局デカルトのほうはリスクを避けて、自分の死後に 太陽中心説を含む完全版のTraité du monde ~を出版させる段取りをつけた。結果としてそれは1664年に出版された。
  6. ^ ファントリ (2010) p222,259,260によれば、偽造したものだと唱える人物として、ヴォールヴィル(Wohlwill)やベレッタ(Beretta)がいる。ファントリ自身は、この文書は真正なものだとしている。
  7. ^ 当該説教の日本語翻訳文がカトリック中央協議会、教皇関連ページの 教皇ベネディクト十六世の2008年12月21日の「お告げの祈り」のことば に掲載されている。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ガリレイ」
  2. ^ 小学館『日本大百科全書』(ニッポニカ)、「ガリレイ」
  3. ^ Helden, Albert Van (2022-08-24). “Galileo”. Encyclopedia Britannica. Encyclopædia Britannica, Inc.. https://www.britannica.com/biography/Galileo-Galilei 2022年9月29日閲覧。 
  4. ^ 「近代科学の父」と呼ばれるのはガリレオだけではなく、他にもロジャー・ベーコンもそう呼ばれることがある。
  5. ^ 佐藤 (2000) p78
  6. ^ シーア、アルティガス (2005) p3
  7. ^ a b 世界大百科事典 第2版「ガリレオ」
  8. ^ 『数学と理科の法則・定理集』アントレックス(発行)図書印刷株式会社(印刷)154頁
  9. ^ 1『数学と理科の法則・定理集』アントレックス(発行)図書印刷株式会社(印刷)55頁
  10. ^ マクラクラン (2007) p24
  11. ^ 青木 (1965) p24
  12. ^ 豊田(1995) p64
  13. ^ a b マリアーノ・アルティガス『ローマのガリレオ:天才の栄光と破滅』大月書店, 2005
  14. ^ Galileo’s 2 missing fingers and a tooth found” (英語). NBC News (2009年11月21日). 2024年2月18日閲覧。
  15. ^ The Galileo Manuscript”. University of Michigan Library (2022年). 2022年8月27日閲覧。
  16. ^ マクラクラン (2007) p54
  17. ^ マクラクラン (2007) p61
  18. ^ 最新天文百科 宇宙・惑星・生命をつなぐサイエンス HORIZONS Exploring the Universe p65 ISBN 978-4-621-08278-2
  19. ^ 豊田(1995) p69
  20. ^ 青木 (1965) p42
  21. ^ マクラクラン (2007) p51など
  22. ^ 豊田(1995) p35
  23. ^ a b 朝永(1981) p9
  24. ^ C・ロヴェッリ『すごい物理学講義』河出文庫、2019年、234頁。 
  25. ^ マクラクラン(2007) p.22
  26. ^ ファントリ (2010) p.61
  27. ^ 青木(1965) pp.20-22
  28. ^ マクラクラン (2007) pp.26-27
  29. ^ 石原純 (1941). 物理学概論. 東京: 岩波書店. NCID BN00954866 
  30. ^ スティーヴン・ワインバーグ(2015年)『科学の発見』(訳・赤根洋子) 文藝春秋(2016年第1版) p250-5
  31. ^ シーア、アルティガス (2005) p74
  32. ^ マクラクラン (2007) pp.32-33
  33. ^ 豊田(1995) p120
  34. ^ 豊田(1995) p122
  35. ^ 豊田(1995) p122~123
  36. ^ 豊田(1995) p123~124
  37. ^ 豊田(1995) p124
  38. ^ ファントリ (2010) pp.337-338,343
  39. ^ a b 青木 (1965) p160
  40. ^ ファントリ (2010) pp.340-341
  41. ^ シーア、アルティガス (2005) pp.217-218
  42. ^ a b 豊田(1995) p130
  43. ^ マクラクラン (2007) p116
  44. ^ シーア、アルティガス (2005) p245
  45. ^ ファントリ (2010) p423
  46. ^ シーア、アルティガス (2005) pp.189-190
  47. ^ シーア、アルティガス (2005) p255
  48. ^ ファントリ (2010) p481
  49. ^ ファントリ (2010) p450
  50. ^ ガブリエル・ウォーカー 著、渡会圭子 訳『大気の海 なぜ風は吹き、生命が地球に満ちたのか』早川書房、東京都、2008年、20頁。ISBN 978-4-15-208893-2 ※引用部は、著者ウォーカーが Galileo Galilei, Dialogues Concerning Two New Sciences, H. Crew and A. de Salvio ( New York : Macmillan,1914 。原題は Discorsi e dimostrazioni matematiche intorno a due nuove scienze. 『新科学対話』,ガリレオ・ガリレイ著,今野武雄,日田節次 訳,岩波書店,1937 )から参照した。( p.346,文献中注釈第1章2 参照)
  51. ^ 佐藤 (2000) p99
  52. ^ a b シーア、アルティガス (2005) p257
  53. ^ 田中一郎 (2015-1020). ガリレオ裁判-400年後の真実. 岩波書店. p. 206. ISBN 9784004315698 
  54. ^ ファントリ (2010) pp.499-500
  55. ^ シーア、アルティガス (2005) p264
  56. ^ a b ファントリ (2010) p222
  57. ^ ファントリ (2010) pp.229-231
  58. ^ ファントリ (2010) p506
  59. ^ マクラクラン (2007) pp.143-144
  60. ^ イタロ・カルヴィーノ 著、須賀敦子 訳『なぜ古典を読むのか』河出書房新社、2012年4月5日。ISBN 978-4309463728 
  61. ^ イタロ・カルヴィーノ 著、米川良夫 訳『カルヴィーノの文学講義 - 新たな千年紀のための六つのメモ』朝日新聞社、1999年4月。ISBN 978-4022573650 


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