ガッデム 用語

ガッデム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 09:13 UTC 版)

用語

三沢自動車
ラレード
三沢自動車の主力小型自動車で、最上級グレードのGT-XXは排気量1300ccのエンジンにターボが装備され、車体は四輪駆動。オリンパスラリー参戦時の三沢ワークスの使用車両。モデル末期であり、ラリーで好成績を残して宣伝し、手っ取り早くメーカー在庫を処分したいと考える間の思惑に対し、ゲンはフルノーマル状態(安全のため、規定のロールケージなどは装備)かつオートマチックトランスミッションでの参戦を提案する。
レベッカ
ラレードに次ぐ新型車で、スウェディッシュラリーでの三沢ワークスの使用車両。エンジンは1600ccのノンターボで四輪駆動。
タイプX
三沢自動車が開発したスパイクタイヤ形状記憶合金タングステン鋼を組み合わせたピンを採用しており、周囲の温度に対応して形状記憶合金が変化することで、ピンの突出量を自動的に変更する。また、タイヤの素材そのものも吸水性を高めており、スウェディッシュラリーで使用された際には他車を寄せ付けない走りを見せた。
ゲンと雪の家族関係
2人の母親は姉妹であり、父親とは幼馴染だった。父親は最初に雪の母と結婚したが、のちに離婚しゲンの母と再婚した。このことは長らく姉妹間のしこりとなっており、ゲンの両親が亡くなった際に雪の母は2人の遺骨を粗末に扱い、怒ったゲンに反撃された際の事故で失明してしまう。それ以来ゲンは海外に出てラリードライバーをしながら、日本に戻ることもなかった。
雪の母も自身の行いは後悔しており、ゲンの両親と3人で過ごした日々を懐かしみ家族が揃う日を望んでいる。

OVA版

全2巻のOVAが1990年4月27日日本ビクターから発売された。原作序盤のサファリラリーと聖王ラリーチームが解散となるまでを描く。

走行音などは実際に国内ラリーで活躍している東京にあるラリーショップの協力を得て使用している。

エピソードリスト

  • STAGE・1 サバイバル・チェイサー
  • STAGE・2 ゴー・アヘッド

キャスト

スタッフ

  • 原作 - 新谷かおる
  • 監督・キャラクターデザイン・作画監督 - 古瀬登
  • 脚本 - 藤川とも
  • 絵コンテ - 古瀬登、篠原俊哉
  • 演出 - 篠原俊哉
  • 美術監督 - 田原優子
  • 撮影監督 - 吉田光伸(1)、藤田正明(2)
  • 編集 - 掛須秀一
  • 音響監督 - 岩浪美和
  • 音楽 - 菅井えり
  • プロデューサー - 野崎公明、南喜長
  • アニメーション制作 - スタジオシグナル
  • 製作 - 生明俊雄、仙田勇

関連項目

  • 神岡ターン - 作中でゲンが披露した運転技術。コーナリングの途中で一瞬バックギアに入れることで通常よりも高速にコーナリングを行う。披露した話数の最後ではバックギアが抜けず、コーナー外側まで後進していった様が、オチとして描かれている。
  • NAVI - 本作と同じくWRCを題材にした新谷かおるの漫画作品。ドライバーではなく、ナビゲーターが主人公。



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