カプコン 事業所

カプコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 03:49 UTC 版)

事業所

実績

アクションゲーム対戦型格闘ゲームの雄として『ストリートファイター』、『魔界村』、『ロックマンシリーズ』、『ファイナルファイト』、『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』、『デビルメイクライシリーズ』、『鬼武者』、『モンスターハンターシリーズ』、『大神』、『ビューティフルジョー』、『ヴァンパイア』などの傑作を多数製作している。

中でも1991年にアーケード用ゲームとしてリリースした対戦型格闘ゲームストリートファイターII』では、アーケードゲーム業界において「スペースインベーダー以来」とも呼ばれる大ブームを巻き起こし、『ブロックくずし』より後に創業したアーケードビデオゲーム会社としては、唯一かつ最大の大手メーカーとなった。

また『エリア88』、『エイリアンVSプレデター』、『天地を喰らうII 赤壁の戦い』などのキャラクターゲーム、『ブレス オブ ファイア』、『ロックマンX コマンドミッション』などのロールプレイングゲーム、『スウィートホーム』、『バイオハザードシリーズ』などのホラーゲーム、『逆転裁判』などのアドベンチャーゲームにおいても傑作を残している。

開発されたゲームは日本に留まらず海外においても高い評価を得ているものが多く、『ストリートファイター』や『バイオハザード』など海外主体で映画化された作品も存在している。

アーケードゲームでは自社開発のシステム基板CPシステム』(CAPCOM PLAY SYSTEM)シリーズで多くの名作を残す。『CPシステムIII』以降は他社開発の基板(『NAOMI』、『Nu』など)へと転換していった。『ストリートファイターII』の大ブーム以降は対戦型格闘ゲームを多数制作・発売していたが、後にプライズゲームからは撤退し、2018年1月現在はラインナップを縮小しながらも業務用ビデオゲームやメダルゲーム機の開発・販売を行っている。なお、カプコンは2018年以降のジャパンアミューズメントエキスポには出展しないことになった[5]。2019年現在では、グループにおける業務用機器事業におけるアーケードゲーム事業の割合は10%となっており、残りの90%は子会社のエンターライズが手掛けているパチスロ事業となっている。アーケードゲームのアフターサービス業務も、2019年3月29日をもって上野事業所内にあるカプコンサービスセンターでの全業務を終了し、同年4月1日付でセガホールディングスの子会社であるセガ・ロジスティクスサービスへ移管された。同年4月以降におけるカプコンのアーケードゲームのアフターサービスは、セガ・ロジスティクスサービスの契約が適用される[6][7]

海外のゲームソフトの日本語版のパブリッシャーでもあり、かつてはグランド・セフト・オートシリーズロックスター・ゲームス)、『ディアブロ』、『WarCraftIII』、『Dark age of Camelot』、『ゴッド・オブ・ウォー』などについても日本でのパブリッシャー権限を有していた。

E3ショーの変容に伴い、海外向けタイトルのプレゼンス向上策として、プライベートショー「Gamers' Day」を強化し、欧米にて開催している(米国4月・英国10月)。2008年のアメリカ「Gamers' Day」は4月12日に開催[8]

国内におけるサポート業務はコンシューマゲームとアーケードゲームで分化しており、コンシューマゲームは本社で、アーケードゲームはユーザーサポートが東京支店、オペレーターサポートがセガ・ロジスティクスサービスがそれぞれ担当している。

他会社との関係

分野を問わず他社とのコラボレーションが多いのもカプコンの特徴であり、マーベルヒーローとカプコンのキャラクターの競演を実現した『マーヴル VS. カプコン』シリーズ、格闘ゲームの分野でカプコンと双璧をなしたSNKのキャラクターと自社キャラクターを競演させる『CAPCOM VS. SNK』シリーズ、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)の各種ゲームのキャラクターと自社キャラクターが競演する『NAMCO x CAPCOM』(共同開発、ナムコより発売)など多数存在する。任天堂のゲームにもセガグループセガゲームスセガ・インタラクティブ)、バンダイナムコエンターテインメントなどと共にゲストキャラクターが出演するなどしている。

一方で、コーエーテクモグループコーエーテクモゲームス)とは、カプコンが保有していたプレイ機能の特許をめぐり、2019年現在もカプコンとコーエーテクモゲームスとの間で係争中である(後述)[9][10][11][12]

かつてはサッカーJリーグセレッソ大阪のユニフォームスポンサーも務めていた(1997年まで)。また、1990年代前半には、カプコンレーシングチームとして、F3000(後のスーパーフォーミュラ)にも出場していた。

1996年、特撮番組『七星闘神ガイファード』を東宝と共同で製作。番組スポンサーとしても名を連ね、2年後の1998年にはゲームソフトも発売した。

2006年、テレビ特撮魔弾戦記リュウケンドー』のスポンサーとなり、絵本を出版した。

2019年、GungHoと共同でスマートフォン向け対戦型カードゲーム『TEPPEN』をリリースした[13]。同年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボによる『バイオハザード』のアトラクションが期間限定で行われた。




  1. ^ a b c d e f g h i j k l 株式会社カプコン (2020-6-18). 第41期(2019年4月1日 - 2020年3月31日)有価証券報告書 (Report). 
  2. ^ 朝日新聞2016年8月12日夕刊3面「人生の贈り物-私の半生-」より。
  3. ^ ゲームメーカー・カプコン創業者が「世界最高のワイン造り」に励む理由
  4. ^ カプコン創業者・辻本憲三氏の生き方に迫る番組「ザ・リーダー」が4月15日に放送
  5. ^ 「JAEPO18」、出展規模567小間に拡大予定。ゲームマシン 2017年12月1日
  6. ^ a b カプコン業務用のメンテナンスは、セガロジが引き受ける。ゲームマシン 2019年4月1日号
  7. ^ a b 業務用アミューズメント機器のサービス業務移管スケジュールに関するお知らせカプコン 2019年3月4日
  8. ^ 2008年3月期 中間決算説明会 - 事業戦略資料 (PDF, 1.22MB)
  9. ^ a b カプコン、「戦国無双」販売元を提訴 特許権侵害と主張, (2014年8月26日), オリジナルの2015年6月8日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20150608020745/http://www.asahi.com/articles/ASG8V4K7YG8VPTIL01G.html 
  10. ^ a b カプコン特許訴訟、主目的の侵害は認められず。ゲームマシン 2018年1月1日
  11. ^ a b 特許侵害訴訟の一部勝訴判決に関するお知らせコーエーテクモゲームス 2017年12月14日
  12. ^ a b 株式会社カプコンとの間の訴訟に関するお知らせコーエーテクモゲームス 2018年4月2日
  13. ^ カプコン、ガンホーとの協業タイトル『TEPPEN』を配信開始!~ 当社の有力シリーズ多数を活用したモバイルコンテンツをグローバルに向け投入 ~
  14. ^ 〔株主総会〕カプコン、買収防衛策を総会で否決[リンク切れ]
  15. ^ 2018年3月期有価証券報告書カプコン
  16. ^ 当社特許第3350773号審決取消訴訟における当社特許維持判決(勝訴)のお知らせカプコン 3月29日
  17. ^ “株式会社カプコン | 連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ” (プレスリリース), 株式会社カプコン秘書・広報IR部広報IR室, (2018年1月31日), http://www.capcom.co.jp/ir/news/html/180131c.html 
  18. ^ カプコンの特許を侵害 コーエーに1.4億円賠償命令朝日新聞デジタル 2019年9月11日
  19. ^ [JAEPO2015]Rayarkのスマホ音ゲー「Cytus」がアーケード化。カプコンブースにて「Cytus OMEGA」がサプライズ発表 - 4Gamer.net 2015/2/14閲覧
  20. ^ 株式会社カプコン | プレスリリース 2003年度 連結子会社の解散に関するお知らせ”. www.capcom.co.jp. 2019年7月12日閲覧。
  21. ^ ゲームを売るために必要なのは認知と宣伝――カプコンのパブリシティ業務を牽引する萩原良輔氏に,Ustream番組や雑誌の自社出版など,異彩を放つ戦略の真意を聞いてきた
  22. ^ 「ゲームを新しい層に広めたい」カプコン広報ハギーこと萩原良輔さんロングインタビュー
  23. ^ ダ・ヴィンチ
  24. ^ ハギとこ





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