カディマ党 大連立への参加

カディマ党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 08:43 UTC 版)

大連立への参加

2012年3月の党首選でリヴニに代わって元国防相のシャウル・モファズが党首となり、同年5月8日には政権与党リクードとの大連立政権樹立に合意した。これによりモファズが副首相として入閣しネタニヤフ政権の安定度は急上昇したものの、この大連立に関しては「イラン攻撃へ向けた地ならし」と見る向きもある[1]。だが超正統派ユダヤ教徒の兵役免除をめぐる賛否からわずか約2ヶ月後の7月17日にモファズは副首相を辞任、大連立は解消された。

2013年の総選挙

大連立の参加と解消をめぐる動きは党内に激しい動揺を生み、先に議員を辞職したリヴニが11月に新党「ハトヌア(ヘブライ語で「運動」の意)」を結成すると党内の反主流派がこれに加わって分裂が決定的となった。加えて超正統派ユダヤ教徒の兵役免除問題から別の新党「イェシュ・アティッド 」にも支持層を食われ、2013年1月22日の総選挙ではわずか2議席しか獲得できず、歴史的大敗を喫した。

参加者

カディマにはイスラエルの二大政党であるリクードおよび労働党双方から多くの議員が参加していた。下にあげた肩書きは2006年総選挙前のものである。

リクードより参加

労働党より参加

  • シモン・ペレス 元首相
  • ハイム・ラモン 前大臣
  • デリヤ・イティズク 前大臣

党首




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