オオハキリバチ 利害

オオハキリバチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/03 13:53 UTC 版)

利害

大型のハチであり、よく目立つので怖がられることがある。特に8-10月に、雌が羽化する直前の巣の周囲に雄バチが集まり、時に数十頭が高い羽音を立てて群飛することがあり、恐れられる。ただし、人を襲ったりはしない[8]

毒針を持っているから刺せば有毒である。梅谷編(1994)では有毒としながらも、危険なハチ類の例には取り上げていない[9]。ただし、ごく希に重篤な症状を引き起こすことが知られており、60才男性で右手背を本種に刺され、腫れ上がり水疱を生じ、10日で右手が壊疽し、最終的に右手切断に至った例が知られる。ここまで重篤かつ長期に渡る例は蜂刺症全体を見ても例がないという[10]

参考文献

  • 石井悌他編、『日本昆虫圖鑑』、(1950)、北隆館
  • 安松京三他、『原色日本甲虫大圖鑑 〔第3巻〕』、(1965)、北隆館
  • 多田内修、村尾竜起編、『日本産ハナバチ図鑑』、(2014)、文一総合出版
  • 梅谷献二、『野外の毒虫と不快な虫』、(1994) 、全国農村教育協会
  • 前田泰生他、「オオハキリバチとその労働寄生蜂の生活」:『ハチとアリの自然史 【本能の進化学】』、(2002)、北海道大学図書刊行会:p.71-94
  • 吉江治彦、松井猛、「重篤な蜂刺症の1例」、(1978)、臨床皮膚科、32巻8号

  1. ^ 多田内、村尾(2014),p.306
  2. ^ 以下、主として石井他編(1950),p.1488
  3. ^ 多田内、村尾(2014),p.306
  4. ^ 前田他(2001),p.71,77
  5. ^ 多田内、村尾(2014),p.305
  6. ^ 多田内、村尾(2014),p.305
  7. ^ 安松他(1965),p.308
  8. ^ 梅谷編(1994),p.98
  9. ^ 梅谷編(1994),p.58
  10. ^ 吉江、松井(1978)


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