エボラ出血熱 検査

エボラ出血熱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 21:14 UTC 版)

検査

設備が整った施設がなくても、ウイルスの有無を確認できる検査キットが日本のデンカ生研により開発されており、アフリカの感染発生地に国際協力機構(JICA)を通じて提供されている[44]

バイオセイフティーレベル3の施設でもエボラ出血熱の疑われる患者の血液を検査できる。日本では国立感染症研究所ウイルス第一部第一室に検体を送ることでPCRを使ったエボラ出血熱の検査が可能だが、エボラウイルスの変異の確認、治療薬の効果の確認、患者の退院可能かの確認は不可能となっている[45][46]。なお、発症していても、陽性の結果が出るまでに、3日程度かかる場合がある[47]

第一種感染症指定医療機関には、微生物学的検査が可能な検査室の設置が義務付けられているが、エボラウイルスの検査については不明。エボラ出血熱に対応する海外病院の隔離病棟にあるオンサイトラボラトリでは、エボラの血液サンプルを扱えるところがある[48]

アメリカでは現在、バイオファイア・ディフェンス社の設備を導入した300以上の医療機関でエボラウイルスの検知が可能となっている[49]

危篤状態を終えて、血液からウイルスが検出されなくなっても、ドイツのケースでは、尿や汗からウイルスが検出され続けており、その後、尿から検出されなくなっても汗からのウイルスの検出が続いている[50][51]

症状

2000年にウガンダで流行した際の隔離病棟に収容された患者。
エボラウイルスを取り扱う研究者。BSL-4に対応した化学防護服を着用している。

潜伏期間は通常7日程度(最短2日、最長3週間以上[52][† 3])。WHOおよびCDCの発表によると、潜伏期間中は感染力はなく、発病後に感染力が発現する[53][54][† 4]

発病は突発的で発熱、全身倦怠感、頭痛筋肉痛関節痛などを生じ、腹痛嘔吐下痢結膜炎などの症状が継続する[55]

多くの患者は脱水症状播種性血管内凝固症候群(DIC)による多臓器不全が原因で死亡する。発病後の致死率は50 - 80 %[55]。集団発生で致死率が90 %に達したことがある[56]が、ウイルスの型によって異なる。致死率が高いのはザイール株[2]とされる。

症状としてエボラ出血熱に特徴的なものはなく[2]、鑑別が必要な疾患としては、ラッサ熱クリミア・コンゴ出血熱黄熱デング熱などの他の出血熱マラリアインフルエンザA型肝炎E型肝炎腸チフスパラチフス細菌性赤痢ペストなどがある[57]。また、出血熱の名の由来である出血症状は一部の患者にしか見られない。

治療

2019年段階でエボラウイルスに対するワクチンの有効性は見い出されつつあるものの(ワクチンの項で前述)、エボラ出血熱感染症に対して有効な医薬品などは確立されていない。しかし、複数の医薬品の臨床試験が行われている。エボラ出血熱に感染した後に回復した元患者には抗体があり、元患者の血液や血清の投与が有効な治療法とされている[† 5]。また脱水に対する点滴や、鎮痛剤及びビタミン剤の投与、播種性血管内凝固症候群 (DIC) に対する抗凝固薬等の投与が行われている[58][59]

  • 1995年にコンゴで感染が起きた際には、回復した元患者の血液を8人の患者に輸血し、そのうちの7人が回復をしている[60]。また2014年には感染した米国人医師らに血清の投与や輸血などが行われている[61]。2014年9月、WHOは「回復した患者の血液や血清を有効な治療方法」と認定し、「早急に試すように」との勧告を出した[62]
  • 2010年5月29日、米国ボストン大学のウイルス学者トーマス・ガイスバートをはじめとした研究チームが、エボラウイルスの中でヒトに対する病原性が最も強いザイール型のエボラウイルスに感染させた中国のアカゲザルの治療に成功したと『The Lancet』誌上で発表した[63]。人工的に生成した低分子干渉RNA (siRNA) を基に作られた薬剤を、副作用が出ないよう脂肪分子で包み、感染した細胞に直接届けることで、ウイルスの自己複製を促進するLタンパクを阻害する仕組み[63]。実験に使用したサルは9匹のうち7匹は6日間にわたって同じ量の薬剤の投与を受け、7匹中3匹は1日おき、4匹は毎日薬剤を摂取した[63]。それぞれのグループで1匹ずつは対照群として薬剤を投与されなかった[63]。薬剤を投与されたサルを分析した結果、エボラウイルスに感染して10日後、1日おきに投与されたサルの血中のウイルス濃度は非常に低かった[63]。また、毎日投与されたグループからはウイルスがまったく検知されなかった[63]。このsiRNA剤は特定の型のエボラウイルスに合わせて短時間で人工的に生成することが可能なため、新しい型のエボラウイルスが現れたとしても、すぐに対応できるという[63]
  • 2014年8月6日、西アフリカで大流行しているエボラ出血熱の医療チームで感染した米国人2人に対して投与された実験用の抗体治療剤「ZMapp」の効果があったことから、この未承認薬のエボラ出血熱患者への投与承認を求める申請がWHOになされた[64]。薬の効果・副作用より、供給が不足する中で「誰に投与すべきか」という倫理上の問題があったが、WHO特別委員会で暫定的に承認された。なお、前述の米国人医師への使用で効果があったという報道については、投与と効果の因果関係がはっきりと示されておらず、仮に効果があったとしても、副作用を含めた安全性についてはまだ確証が得られていない[† 6][† 7]。米国では他にも、TekmiraとBiocryst Pharmaceuticalsの2社が政府の援助を得て新薬を開発中である[65]
  • 富士フイルムホールディングス傘下企業の富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬「ファビピラビル」はウイルスのRNAポリメラーゼの阻害薬で、疫病のマウスモデルにおいてエボラウイルスを排除する効果が確認されている[66][67]。富士フイルムの米国での提携相手であるメディベクターがエボラ出血熱感染者の治療に使えるよう申請する意向で、アメリカ食品医薬品局(FDA)と協議している。承認されれば、エボラ出血熱の感染者治療で米当局が承認する初の医薬品の一つとなる見通し[68][69][70]。2014年10月21日、フランス政府はファビピラビルの臨床試験をギニアで開始すると発表した[71]
  • 不妊症及び乳癌の治療に用いられるエストロゲン受容体遮断薬(クロミフェントレミフェン)は、感染したマウスでエボラウイルスの進行を抑制する[72]。クロミフェンで治療されマウスの90%及びトレミフェンで治療されたマウスの50%が、テストを生き残った[72]。経口で利用可能であり、人的利用の歴史のあるこれらの薬は、単体で使うにせよ、他の抗ウイルス薬と合わせて使うにせよ、遠い地理的位置においてエボラウイルス感染を治療するのための候補であろう。
  • 2014年の研究で、試験管内において、心臓不整脈の治療に使われるイオンチャンネル遮断薬であるアミオダロンがエボラウイルスの細胞への侵入を防ぐことが見つかった[73]
  • WHOのキーニー事務局長補は2014年8月12日の記者会見で、2種類のワクチンが臨床試験直前の段階にあると述べた[74]
  • カナダ保健省は約1500回分の未承認のワクチンを保有する。そのうち1000回分程度を供給する用意があると述べた[74]
  • メルク社製ワクチン「VSV-EBOV」は2015年4月に第III相臨床試験を開始し、同年7月末には高度な有効性と安全性が確認されている[75]
  • ラミブジン(通常はHIV/AIDSの治療に使用される抗ウイルス薬)は、2014年9月にリベリアの医師によって併用療法の一部として使用され、静脈内輸液およびエボラにより損なわれた内臓の日和見細菌感染と戦うための抗生物質も同時に導入し、15人のエボラ感染患者のうち、13人の治療に成功したと報告された[76]。しかしながら、治療を受けた患者の数や交絡因子の数が現在少ないため、結果に対し警告を表明している。アメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究者は、予備的試験管内試験において抗エボラ活性を示すことができなかったと述べているが、しかし、彼らは異なる条件の下でそれをテストし続けており、有効性のためのわずかな証拠でも見つかれば、それの試用を前進させるだろう[77]
  • マラリア薬の一つであるアーテスネート・アモジアキンにエボラ出血熱の死亡率を下げる効果がある可能性がある[78][79]
  • アメリカ国立衛生研究所(NIH)傘下のアメリカ国立アレルギー・感染症研究所によると、モノクローナル抗体「REGN-EB3」「mAb114」は、臨床試験で投与された患者の死亡率を低下させた[80]

注釈

  1. ^ アメリカ英語発音:[iːˈboʊlə/əˈboʊlə ˌheməˈrædʒɪk fiːvər] イ(ー)ウラ/アウラ・ヘマジ(ッ)ク・フィーヴァー
  2. ^ イギリス英語: Ebola haemorrhagic feverイギリス英語発音:[iːˈbəʊlə/əˈbəʊlə ˌheməˈrædʒɪk fiːvə(r)] イ(ー)ウラ/アウラ・ヘマジ(ッ)ク・フィーヴァ
  3. ^ 2014年の流行では平均11.4日だが、5%程度21日を越え、40日になる場合もあった。決して21日を超えれば安全というわけではない。そのため、実務ではウイルスが検出できなくなるまで隔離する。
  4. ^ 2014年8月にナイジェリアへエボラを持ち込んだリベリア系アメリカ人のPSは、妹からエボラ感染されたとされるが、妹の隔離からPSの発症まで3週間以上あるため、潜伏期間が3週間以上ある可能性がある。
  5. ^ この療法には疑問点が生じ、2014年10月初旬WHOは勧告を出す。
  6. ^ 実験用薬剤という性質上、生産供給量は限られており、2008年8月初旬の出荷で在庫は切れたとされる。
  7. ^ Opting Not to Give Ebola Drug to African Doctorニューヨーク・タイムズ』, Aug 12, 2014 シエラレオネの指導的医師に投与が検討されたが、MSFとWHOの合同医療チームは投与しないと決めた。その2日後に当該の人物は死亡した。
  8. ^ 感染症法6条2項1号エボラウイルス属ザイールウイルス
  9. ^ ケニア航空が西アフリカ諸国との毎週70便の定期航空便を全便停止するとの報道を受け発表され、ケニア航空は運航停止を取りやめた。
  10. ^ あくまで「航空機内での感染可能性は低い。」と言っているだけで、潜伏期感染者の移動に対する対策は、各国が警戒態勢を強化することによって対応するように求めている。

出典

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