エスビー食品 陸上競技部

エスビー食品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 08:40 UTC 版)

陸上競技部

エスビー食品陸上部は、1954年に創部以来、2012年までオリンピックをはじめとする国際大会の代表選手を輩出。マラソンでは瀬古利彦が国際大会において優れた成績を収め、実業団初の外国人ランナーとなるダグラス・ワキウリ1988年ソウルオリンピック男子マラソンにて銀メダルを獲得した。駅伝では全日本実業団対抗駅伝競走大会において1984年(昭和59年)第29回大会から4連覇を達成した他[10]、準優勝3度を飾る等強豪として知られる。 しかし、90年代以降は瀬古の現役時代のライバルであった宗茂宗猛兄弟率いる旭化成の前に1度も優勝することが出来ず、2000年の第44回全日本実業団対抗駅伝競走大会では9位と入賞すら逃したのを最後に、駅伝中心の練習からマラソンや長距離種目で世界大会を目指す方針に変え、翌2001年以降は駅伝から撤退していた。

2012年8月31日、エスビー本社が記者会見を開いて『2013年3月末日を以て陸上競技部を廃部し、59年間の歴史に終止符を打つ』ことを発表したが[11]、翌年1月6日、ソーシャルゲーム大手のDeNAがエスビー食品陸上部を受け入れることが分かった。スポーツ推進局長を務める瀬古と竹澤健介[12]を除く所属する選手ら全員が同社へ移籍した[13]。瀬古も2013年4月1日より、DeNA陸上競技部の監督に転身している。

氏名 略歴
中村清 陸上競技部監督として瀬古・中村・新宅・佐々木・ワキウリらを指導。門下よりオリンピック代表を多数輩出。
瀬古利彦 1980年モスクワオリンピックロサンゼルスオリンピック1988年ソウルオリンピック男子マラソン日本代表。競技生活引退の後に陸上競技部監督として、金井・櫛部・武井・花田・渡辺らを指導。日本陸上競技連盟役員を務めた。日本オリンピック委員会委員。のちにスポーツ推進局局長。
中村孝生 モスクワオリンピック男子5000m日本代表。日本陸上競技選手権大会男子10000m優勝(1982・1983・1985年)。現・陸上競技部競技部長。
新宅雅也 モスクワオリンピック男子3000m障害・ロサンゼルスオリンピック男子10000m日本代表。男子3000m障害元日本記録保持者。
佐々木七恵 ロサンゼルスオリンピック女子マラソン日本代表。1983年東京国際女子マラソン・1985年名古屋国際女子マラソン優勝。女子マラソン元日本最高記録保持者。
ダグラス・ワキウリ ソウルオリンピック男子マラソン銀メダリスト。世界陸上競技選手権ローマ大会男子マラソン金メダリスト。
金井豊 ロサンゼルスオリンピック男子10000m7位入賞。エスビー食品陸上競技部員交通死亡事故で事故死。
坂口泰 競技生活引退後、中国電力陸上競技部設立時にコーチとして参加。その後監督に昇格。
遠藤司 ソウルオリンピック男子10000m日本代表。
武井隆次 2002年アジア競技大会男子マラソン3位入賞。2002年びわ湖毎日マラソン優勝。競技生活引退の後、陸上競技部監督を務めた。
花田勝彦 アトランタオリンピック男子10000m、シドニーオリンピック男子5000m・10000m日本代表。
櫛部静二 1998年全日本実業団対抗陸上競技選手権大会男子10000m優勝。
川内勝弘
渡辺康幸 アトランタオリンピック男子10000m日本代表。のちに早稲田大学陸上部駅伝監督となる。
西田隆維 世界陸上競技選手権エドモントン大会男子マラソン9位。
国近友昭 アテネオリンピック男子マラソン日本代表。
上野裕一郎 世界陸上競技選手権ベルリン大会男子5000m日本代表。
竹澤健介 北京オリンピック男子5000m・10000m日本代表。



  1. ^ 四半期報告書(第106期第2四半期)
  2. ^ 企業理念と経営指針 エスビー食品株式会社、2013年1月30日閲覧
  3. ^ 発売開始当初から消費者からの反響や評判が高かったため、2020年(令和2年)1月出荷分より通年商品(レギュラー商品)に昇格した。
  4. ^ ただしパッケージ上は「濃いとろけるカレー」と表記。
  5. ^ こんな時代のヒット力 徹底的に顧客の声を聞き時代の変化や好みに対応 エスビー食品「カレーの王子さま」、ZAKZAK(夕刊フジ)、2014年8月13日。
  6. ^ 『ぶっかけ!おかずラー油』の品薄に関するお詫びとお知らせ エスビー食品、2010年7月20日閲覧
  7. ^ いずれも2005年(平成17年)8月のリニューアル以降より使用。
  8. ^ 死語研究会『死語大辞典』彩図社、2008年12月24日、32-33頁。ISBN 978-4-88392-662-6
  9. ^ 2014年8月から2016年3月まで健康コーポレーションが運営するスポーツジムRIZAP」と入れ替えで一時的に降板期間あり。
  10. ^ DeNA瀬古総監督 初日本一で給料上げて 社長に直談判”. スポーツニッポン (2013年12月25日). 2013年12月29日閲覧。
  11. ^ エスビー陸上部が廃部 約60年の歴史に幕 瀬古氏「さみしいがやむを得ない」 スポーツニッポン 2012年8月31日閲覧
  12. ^ 暫くフリー状態で活動した後、同年7月に住友電工へ入社。
  13. ^ DeNA、陸上参入!エスビー食品受け入れでキヨシと瀬古合体!! スポーツ報知 2013年1月7日閲覧





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