イージスガンダム
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イージスガンダム (AEGIS GUNDAM) は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器のひとつ。「地球連合軍」が開発した5機の試作機の1機だが、敵対国家である「プラント」の軍隊「ザフト」に強奪され、ザフトパイロットで主人公の一人である「アスラン・ザラ」の搭乗機となる。赤基調のカラーリングとトサカ状の頭部センサーユニットが特徴で、5機の中では唯一の可変MSである。「イージス」はギリシア神話に登場する防具「アイギス」に由来するうえ、「ガンダム」にはバクロニムが設定されており「AEGIS General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System」とも表記される[1]。メディアでの公称は「イージスガンダム」と呼称されるが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズやその関連作品群の作中においては、同作の他のガンダムタイプと同様に「イージス」と呼称される。
注釈
- ^ X300番台に連なる機体はこの他にGAT-X370 レイダー、GAT-333 レイダー制式仕様などが存在するが、X100番台・X200番台のようにフレーム構造に必ずしも一貫性はなく、あくまで「MA形態への可変機構を備えた機体が属するカテゴリー」と位置づけられている。
- ^ 対艦戦で力を発揮するとした資料もみられる[7]。
- ^ 『機動戦士ガンダムSEED』アニメーション本編では、大気圏内においてサブフライトシステム(グゥル)に搭乗して空中戦を行っている。作中では時折これから離脱しMA形態によって戦闘する場面もみられたが、これが自立飛行可能であるかは設定されていない。
- ^ 初期画稿段階ではMS形態での発射も予定されており、模型誌では同画稿のギミックを再現した作例も掲載されていた[15]。
出典
- ^ 『MGイージスガンダム』付属のデカールを参照。
- ^ SEED DESTINY MSエンサイクロペディア 2008, p. 7.
- ^ データコレクションSEED上巻 2004, p. 35.
- ^ a b c d e f SEED メカニック&ワールド 2012, p. 52-53.
- ^ a b c HGイージスガンダム 2002- 組立説明書
- ^ a b c d e f g h SEED OFIFICIAL FILE メカ編Vol.1 2003, p. 8-9.
- ^ SEED OFIFICIAL FILE メカ編Vol.3 2003, p. 12-13.
- ^ a b SEED MSエンサイクロペディア 2008, p. 94-97.
- ^ MGエールストライクガンダムVer.RM 2013, p. 10-11- 組立説明書
- ^ データコレクションSEED外伝 2007, p. 28-29.
- ^ SEED DESTINYモデルVol.2 DESTINY MSV編 2006, p. 77.
- ^ SEED&SEED DESTINY MOBILE SUIT FILE 2005, p. 16-17.
- ^ a b c 1/100イージスガンダム 2003- 組立説明書
- ^ a b c d e f g h STARGAZER コンプリートガイド 2006, p. 68-69.
- ^ 電撃ホビーマガジン2003年4月号 2003, p. 18-23.
- ^ “終わらない「スターゲイザー」”. ASTRAYなブログ. 2020年2月15日閲覧。
- ^ a b c 電撃ホビーマガジン2007年8月号 2007, p. 103.
- ^ a b Δ ASTRAY第2巻 2007, p. 124.
- ^ MSバイブル 2021, p. 18.
- ^ パーフェクトファイル139 2014, p. 12.
- ^ モビルスーツバイブル107 2021, p. 14.
- 1 イージスガンダムとは
- 2 イージスガンダムの概要
- 3 ロッソイージス
- 4 脚注
固有名詞の分類
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