インディーズ インディーズの概要

インディーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 08:02 UTC 版)

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一例として、大手(メジャー)に対して中小のものを「マイナー」と称するように、メジャーと資本関係や人的交流などを深く持たず、系列化されていない独立性の高いものなどを称する。

概要・定義

ある業種芸術などにおいて寡占が進むと、大衆に有名なものを「メジャー」、その他を「マイナー」や「インディーズ」と区分できるようになる。ただし区分の仕方は観点や状況によって大きく変わるため、一様ではない。

様々な産業や党の中に有名・無名が存在する以上、多くのインディーズに付する共通項は「メジャーに所属しない」ということだけであり、その形態や規模は様々である。そのため、インディーズという用語を明確に定義することは難しいが、一般的にその媒体に資本が介在している場合は、メジャーは提携や流通の効率化により規模を追求し、インディーズはメジャーと異なる手段を追求することが多い。そのため結果としてニッチ(少数派)を対象とすることが多い。

文化・芸術分野のインディーズ

  • 音楽:音楽の商業活動において、大手制作会社(メジャー)に所属しない会社、及びそのアーティストを指す(後述)。ロックのスティッフ・レコード[1]、2トーン・レコードなどが知られている。
  • 映画自主映画を参照(欧米に置ける事情は後述)。日本で同名の映画制作会社が存在する。
  • 演劇:劇団四季や宝塚歌劇団のような商業主義演劇や、新劇のような伝統演劇に対して、寺山修司の天井桟敷や黒テントなどのアングラ劇団を指す。
  • 舞踊:クラシックバレエや伝統的な日本舞踊に対して、コンテンポラリー・ダンスや暗黒舞踏などのカンパニーが存在する。
  • アダルトビデオ:自主規制作品。一般的には ビデ倫ソフ倫の審査を受けていないアダルトビデオメーカーおよび作品を指す。ただし、アダルトビデオの売上高1位(北都)、2位(ソフト・オン・デマンド)のメーカーが「インディーズ」であり、市場のシェアでもビデ倫・ソフ倫を上回っていることから、「マイナー」という意味合いはない。

その他のインディーズ

  • ファッション:独自デザインの衣服宝飾品を既存の会社・流通ではなく自店やインターネットなどで販売するデザイナーのブランドを指す。
  • 政治:大政党に所属しない諸派・無所属の独立系選挙候補者(すなわち泡沫候補)をインディーズ候補と呼ぶこともある。
  • プロレス:中小規模のプロレス団体。日本では大仁田厚が設立したFMWの成功以降、全国に次々と旗揚げされる。地域密着などメジャーとは一線を画した独自の機軸を打ち出している団体が多いのが特色。広義ではメジャー団体(日本では新日本全日本NOAH、米国ではWWE、メキシコではCMLLAAA)を除いたのをまとめてインディー、インディーズと呼ぶ。2020現在ではインディー団体であるDDTが国内第2位的地位にあり、独立団体の意味合いが強い。
  • プロ野球NPB、もしくはMLBに属さない独立リーグ球団。インディペンデントリーグ。類似用語のマイナーリーグは意味合いが異なる。
  • IT関連ITソフトウェアハウスなどのIT企業はインディーズというよりも「ベンチャー企業」と呼ぶ。独立したIT企業などを、独立系IT企業または独立系ソフトウェアハウス、ISVなどと呼ぶ。富士ソフトなどがこれにあたる。
  • コンピュータゲーム:個人もしくは同人規模の企業開発のゲーム。インディーズゲームとも。

  1. ^ Stiff Records - CDs and Vinyl at Discogs
  2. ^ Chess Records - CDs and Vinyl at Discogs
  3. ^ なお、日本においてはアーティストが同協会によって管理・発行されるISCRに登録されたCDなどの媒体を初めて流通させることを指して「メジャーデビュー」と呼称される。この場合、同協会会員社のレーベルから初めてCDなどの媒体が発売されるという意味の「メジャー・レーベルデビュー」とは異なる。
  4. ^ Wheeler, Fred (2002年). “Interview with Bradley Joseph”. Indie Journal (archived page of indiejournal.com). 2004年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年12月21日閲覧。
  5. ^ Polta, Anne (2007年2月8日). “Continuing Journey: Bradley Joseph sustains music career with songwriting, recording”. West Central Tribune (wctrib.com) (Minnesota, U.S.). オリジナルの2008年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080329090123/http://www.wctrib.com/articles/index.cfm?id=16233&pnref=VTHE0E4F49E5 2007年2月18日閲覧。 
  6. ^ Inside YouTube's Controversial Contract with Indies Billboard、2014年6月20日
  7. ^ Music - Introducing - Advice - The Right Deal For You - Major Labels Vs Indies - ウェイバックマシン(2012年8月27日アーカイブ分)、BBC


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