インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジの概要

インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/09 05:40 UTC 版)

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ユーロスポーツが2013年以降のヨーロッパラリー選手権(ERC)のプロモーターとなることから、ERCに統合される形で2012年シーズンを最後に終了した。

概要

世界ラリー選手権(WRC)の参戦コストが年々高騰していることから、WRCよりも低いコストで参戦出来る国際ラリーシリーズとして発足した[1]。2006年に暫定的に開催され、この時の名称はインターナショナル・ラリー・チャレンジだった。2007年からは正式に開始した。

マシンは高額なWRカーを採用せず、市販車販売戦略に結びつくなどの理由から、スーパー2000グループNグループR)を中心に据え、2,000ccまでのグループAも参加できる[1]。放送局が主催するシリーズということで、テレビ中継やインターネット配信などのメディア露出の多さも魅力であり、多彩なマニュファクチャラーが参戦することになった。なお、メーカーがマニュファクチャラー登録をした場合のみ、そのマシンを使用するチームがポイント対象となり、ユーロスポーツの放送にも映されるというシステムを用いている[2]

ドライバーは主にアマチュアや若いドライバーを起用している。ランキングは有効ポイント制で、2011年まではベスト7戦、2012年はベスト8戦の合計得点で争われる。全選手を対象とした総合ランキングのほかに、2WD車を対象とした2WDカップ、S2000以外の市販車を対象としたプロダクションカップも表彰される。2011年は新井敏弘スバル)がプロダクションカップを獲得した。

シリーズはWRCのように単独開催ではなく、ヨーロッパを中心とした各地のラリーの中から人気や伝統のあるイベントを選んで選手権指定する方式。ラリー・モンテカルロサファリラリーツール・ド・コルスラリー・サンレモといったWRCカレンダーから外れたイベントを交えており、運営方法もイベントごとの個性をある程度尊重している[1]2009年シリーズはラリージャパンもスケジュールに組み込まれていたが開催されず、IRCの補助的なイベントとしてラリー北海道アジアパシフィックラリー選手権のイベント)が指定された。

歴代チャンピオン

年度 シリーズチャンピオン マニュファクチャラー部門
ドライバー コ・ドライバー 車両
2006 ジャンドメニコ・バッソ ミティア・ドッタ フィアット・プント・アバルト S2000
2007 エンリケ・オヘダ ヨルディ・バラデス プジョー・207 S2000
2008 ニコラス・ヴイヨズ ニコラス・クリンガー プジョー・207 S2000 プジョー
2009 クリス・ミーク ポール・ネーグル プジョー・207 S2000 プジョー
2010 ユホ・ハンニネン ミッコ・マルックラ シュコダ・ファビア S2000 シュコダ
2011 アンドレアス・ミケルセン オーラ・フロエネ シュコダ・ファビア S2000 シュコダ
2012 アンドレアス・ミケルセン オーラ・フロエネ シュコダ・ファビア S2000 シュコダ

開催イベント

2006年

  1. ラリー・サウスアフリカ
  2. イプルー・ラリー
  3. ラリー・マデイラ
  4. ラリー・サンレモ

2007年

  1. サファリラリー
  2. イスタンブール・ラリー
  3. イプルー・ラリー
  4. ラリー・ロシア
  5. ラリー・マデイラ
  6. チェコ・ラリー・ズリーン
  7. ラリー・サンレモ
  8. ラリー・ド・ヴァレー
  9. ラリー・チャイナ

2008年

  1. イスタンブール・ラリー
  2. ラリー・ド・ポルトガル
  3. イプルー・ラリー
  4. ラリー・ロシア
  5. ラリー・マデイラ
  6. チェコ・ラリー・ズリーン
  7. ラリー・アストゥリアス
  8. ラリー・サンレモ
  9. ラリー・ド・ヴァレー
  10. ラリー・チャイナ

サファリラリーが開幕戦として設定されていたが、同年1月から開催予定だったダカール・ラリーが政情不安等から中止になったのを受けて、こちらも中止となった。

2009年

  1. ラリー・モンテカルロ
  2. ラリー・オブ・クリティバ
  3. サファリラリー
  4. ラリー・アゾレス
  5. イプルー・ラリー
  6. ラリー・ロシア
  7. ラリー・マデイラ
  8. チェコ・ラリー・ズリーン
  9. ラリー・アストゥリアス
  10. ラリー・サンレモ
  11. ラリー・オブ・スコットランド

ラリージャパンが設定されていたが、WRC開催に専念する等の理由で中止となった。

2010年

  1. ラリー・モンテカルロ
  2. ラリー・オブ・クリティバ
  3. ラリー・アルゼンチン
  4. ラリー・イスラス・カナリアス
  5. ラリー・サルディニア
  6. イプルー・ラリー
  7. ラリー・アゾレス
  8. ラリー・マデイラ
  9. チェコ・ラリー・ズリーン
  10. ラリー・サンレモ
  11. ラリー・オブ・スコットランド
  12. キプロス・ラリー

2011年

  1. ラリー・モンテカルロ
  2. ラリー・イスラス・カナリアス
  3. ツール・ド・コルス
  4. ヤルタ・ラリー
  5. イプルー・ラリー
  6. ラリー・アゾレス
  7. チェコ・ラリー・ズリーン
  8. メチェック・ラリー
  9. ラリー・サンレモ
  10. ラリー・オブ・スコットランド
  11. キプロス・ラリー

2012年

  1. ラリー・アゾレス
  2. ラリー・イスラス・カナリアス
  3. アイルランド・ラリー
  4. ツール・ド・コルス
  5. タルガ・フローリオ
  6. イプルー・ラリー
  7. ラリー・サンマリノ
  8. ラリー・ルーマニア
  9. チェコ・ラリー・ズリーン
  10. ヤルタ・ラリー
  11. ラリー・スリベン
  12. ラリー・サンレモ
  13. キプロス・ラリー



  1. ^ a b c "Intercontinental Rally Challenge 2010". 横浜ゴム.(2010年)2014年1月25日閲覧。
  2. ^ "スバル、IRCにマニュファクチャラーとして登録". オートスポーツ.(2009年12月5日)2014年1月25日閲覧。


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