イフリート (ガンダムシリーズ) イフリート改

イフリート (ガンダムシリーズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 02:28 UTC 版)

イフリート改

諸元
イフリート改
EFREET CUSTOM
型式番号 MS-08TX[EXAM][14]
頭頂高 17.2m[14]
重量 59.4t[14][注 3]
装甲材質 超硬スチール合金[16]
武装 ヒート・サーベル×2
脚部6連装ミサイルポッド×2
腕部2連装グレネードランチャー×2
特殊装備 EXAMシステム
搭乗者 ニムバス・シュターゼン

ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』に登場。

クルスト・モーゼス博士が地球連邦へ亡命する前に開発した機体であり、「EXAMシステム」を搭載した実験機となる。開発ベースには8機試作されていたイフリートの1機が使用された。冷却システムを含めた装置全体が大型で頭部に収まりきらなかったため、頭部自体を大型化して搭載している。元々イフリートが接近戦を想定していたことから機動性が高く、EXAMシステムによって運動性は飛躍的に向上している。また、多数のミサイル類を装備したことにより、攻撃力も高い[14]。ボディユニットの冷却機関や機動性も増強されている[16]

ゲームでは、ニムバスが搭乗して地球連邦へ亡命したクルストを追撃するが、ブルーディスティニー1号機との死闘の末、擱座する。しかし、ニムバスは隙を突いて1号機の頭部をグレネードで破壊し、直後に当機も爆散する。小説版では、勝負を不利と判断したニムバスが本機を捨てて脱出した直後、自動操縦で1号機を妨害するも頭部をビームサーベルで貫かれて機能停止する。なお、敗因についてニムバスは「機体性能の差か」と述べている[17]。漫画版では元々イフリートの脚部に深刻なダメージが蓄積されており、ニムバスの操縦技術でイフリートへの負担を最小限に留めていたが、ブルーディスティニーとの戦闘中に脚部のダメージが限界まで達したため、敗北したとなっている。

武装
ヒートサーベル
刀身が灼熱化することで敵装甲を溶断可能。剣としては斬撃や切削も可能な兵装である。非使用時は両腰、あるいはバックパックのアタッチメントにマウントされる。
グレネードランチャー
2連装式で両腕に装備する。威嚇や牽制が主用途だが、敵機の部位破壊から携行装備の破壊が可能な威力を有している[16]
ミサイルポッド
三角柱の形状をした6連装式のミサイルポッド。脚部にマウントされる。使用後は排除される[16]

イフリート改(空間戦仕様)

たいち庸作画による漫画『ザ・ブルー・ディスティニー』に登場[18]。メカニックデザインはプロモデラーのNAOKIが担当[18]

EXAMシステムの開発初期に使用された宇宙試験用のバリエーション機[18]

ベース機のイフリートは装備を換装することで宇宙戦にも対応可能であるが[18]、当仕様はEXAM発動時の高速戦闘実験のためにさらに強化されている[18]。両肩の装甲がゲルググに似た形状となり、2本の円筒プロペラントタンクを接続したバックパックと、すね側面に増設されたスラスター内蔵の増加装甲をもつ[18]。両前腕には3連装式のランチャーが増設されている[18]


注釈

  1. ^ イフリートを含む08系列の機体をツィマッド社製と解説した書籍もみられる[4]
  2. ^ イフリートをグフの発展形にあたると示唆した資料も存在する[7]
  3. ^ 本体重量を59.4t、全備重量を96.4tとした資料[15]や、本体重量を50.4t、全備重量を59.4tとした資料も見られる[16]

出典

  1. ^ 『電撃攻略王 機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 完全攻略ガイド』メディアワークス、1995年3月、80頁。ISBN 978-4073027294
  2. ^ a b c d e f g h ゲームソフト『機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079』取扱説明書。
  3. ^ a b c 『覇王ゲームスペシャル22 スーパーファミコン 機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079』講談社、1995年2月、67頁。ISBN 978-4063292220
  4. ^ 『グレートメカニックDX2』双葉社、2007年9月、36頁。ISBN 978-4-575-46437-5
  5. ^ 『データコレクション13 機動戦士ガンダム一年戦争外伝3プラス』メディアワークス、1999年11月、3頁。ISBN 978-4840213783
  6. ^ 『覇王ゲームスペシャル71 機動戦士ガンダム外伝II 蒼を受け継ぐ者 テクニカルガイドブック』講談社、1997年1月、22頁。
  7. ^ 「機動戦士ガンダム外伝 蒼を受け継ぐ者」『覇王マガジン』1997年1月号、講談社、付録冊子、46-47頁。
  8. ^ 機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』701頁。
  9. ^ プラモデル『RE/100 イフリート改』説明書、バンダイ、2016年4月。
  10. ^ a b c プラモデル『HGUC MS-08TX/S イフリート・シュナイド』説明書、バンダイ、2017年7月。
  11. ^ 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月、166頁、ISBN 978-4063757958
  12. ^ 『電撃ホビーマガジン』 1999年6月号 飯田馬之介監督インタビュー 52頁。
  13. ^ LD『∀ガンダム』第4巻ライナーノートより。
  14. ^ a b c d 『データコレクション13 機動戦士ガンダム一年戦争外伝3プラス』メディアワークス、1999年11月、7頁。ISBN 978-4840213783
  15. ^ 『機動戦士ガンダム MS大全集2015』メディアワークス、2015年6月発売、640頁。(ISBN 978-4048650960)
  16. ^ a b c d e 『RE1/100 イフリート改』バンダイ、2016年4月、組立説明書。
  17. ^ 皆川ゆか『マガジン・ノベルズ・スペシャル 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』講談社、1997年8月、301頁。ISBN 978-4063304077
  18. ^ a b c d e f g 『月刊ガンダムエース』、角川書店、2017年6月、 121頁。
  19. ^ 月刊ホビージャパン』2012年2月号、20頁。
  20. ^ 『グレートメカニック DX 19』双葉社、2011年12月、31頁。ISBN 978-4575464627





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