アン・リー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 02:09 UTC 版)
アン・リー(李安) Ang Lee | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アン・リー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本名 | Ang Lee | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1954年10月23日(69歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | 中華民国 台湾省屏東県潮州鎮 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 映画監督、映画プロデューサー、脚本家 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1990年 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著名な家族 | ガン・リー(弟) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
『ウェディング・バンケット』 『恋人たちの食卓』 『いつか晴れた日に』 『アイス・ストーム』 『グリーン・デスティニー』 『ブロークバック・マウンテン』 『ラスト、コーション』 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第66回ヴェネツィア国際映画祭 審査委員長(2009年) |
来歴
1954年に台湾南部の屏東県(へいとうけん)の外省人の家庭に生まれ、台湾の国立芸術大学を卒業した後、1979年にアメリカへ渡り、イリノイ大学とニューヨーク大学で映画制作を学ぶ。在学中にスパイク・リーと知り合い、彼の映画の製作を手伝ったこともある。
太極拳の使い手としても知られ、デビューの作品『推手』において、太極拳を重要な要素として使っている。ただし、演出上においては、武術的なものとエンターテイメントを分けて考えていると発言している。
『ウェディング・バンケット』と『いつか晴れた日に』でベルリン映画祭金熊賞を、『グリーン・デスティニー』でアカデミー外国語映画賞を受賞。『いつか晴れた日に』で本格的にハリウッド進出して以来、異なるジャンルで優れた作品を多数発表している。
『ブロークバック・マウンテン』では第78回アカデミー監督賞を受賞。2006年、中華民国政府より、二等景星勲章を授与される[1]。
第64回ヴェネツィア国際映画祭に出品した『ラスト、コーション』では、『ブロークバック・マウンテン』に引き続き、2度目の金獅子賞を獲得した。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』では第85回アカデミー監督賞を受賞。
2012年11月、フランス芸術文化勲章のシュヴァリエ章を授与される[2]。2013年、中華民国政府より、一等景星勲章を授与される[3]。
アメリカに住み、アメリカの市民権を有しているのでアメリカ国民でもある[4]。次男は俳優のメイソン・リー(李淳)。弟は台湾の映画プロデューサー・監督のガン・リー(李崗)。
監督作品
- 『推手』 (推手) Pushing Hands (1991)
- 『ウェディング・バンケット』 (喜宴) The Wedding Banquet (1993)
- 『恋人たちの食卓』 (飲食男女) Eat Drink Man Woman (1994)
- 『いつか晴れた日に』 Sense and Sensibility (1995)
- 『アイス・ストーム』 The Ice Storm (1997)
- 『シビル・ガン 楽園をください』 Ride with the Devil (1999)
- 『グリーン・デスティニー』 (臥虎藏龍) Crouching Tiger, Hidden Dragon (2000)
- 『ハルク』 Hulk (2003)
- 『ブロークバック・マウンテン』 Brokeback Mountain (2005)
- 『ラスト、コーション』 (色、戒) Lust, Caution (2007)
- 『ウッドストックがやってくる!』 Taking Woodstock (2009)
- 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 Life of Pi (2012)
- 『ビリー・リンの永遠の一日』 Billy Lynn's Long Halftime Walk (2016) [5]
- 『ジェミニマン』 Gemini Man (2019)[6]
- ^ “台湾、アン・リー監督に「一等景星勲章」授与を検討”. 中国国際放送局. (2013年2月27日) 2022年6月10日閲覧。
- ^ “【華流】台湾の巨匠アン・リー監督、フランス芸術文化勲章を受章”. サーチナ. (2012年11月30日). オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ。 2022年6月10日閲覧。
- ^ “馬英九総統がアン・リー(李安)監督に「一等景星勲章」を授与”. 台湾週報. 台北駐日経済文化代表処 (2013年5月13日). 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月10日閲覧。
- ^ “アンジー、中国でうっかり「失言」―夫ブラピと共に人気急落”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2014年6月11日). オリジナルの2014年6月12日時点におけるアーカイブ。 2022年6月10日閲覧。
- ^ “アン・リー監督最新作『ビリー・リンの永遠の一日』来年2・11公開決定”. ORICON STYLE. (2016年9月29日) 2016年9月29日閲覧。
- ^ “ウィル・スミスVS若きウィル・スミス!? アン・リー監督の近未来アクション、10月公開”. 映画.com. (2019年4月26日) 2019年4月26日閲覧。
固有名詞の分類
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