アン・リー アン・リーの概要

アン・リー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 02:09 UTC 版)

アン・リー(李安)
Ang Lee
アン・リー
本名 Ang Lee
生年月日 (1954-10-23) 1954年10月23日(69歳)
出生地  中華民国 台湾省屏東県潮州鎮
職業 映画監督映画プロデューサー脚本家
ジャンル 映画
活動期間 1990年 -
著名な家族 ガン・リー(弟)
主な作品
ウェディング・バンケット
恋人たちの食卓
いつか晴れた日に
アイス・ストーム
グリーン・デスティニー
ブロークバック・マウンテン
ラスト、コーション
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
 
受賞
アカデミー賞
監督賞
2005年ブロークバック・マウンテン
2012年ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
外国語映画賞
2000年グリーン・デスティニー
ヴェネツィア国際映画祭
金獅子賞
2005年『ブロークバック・マウンテン』
2007年ラスト、コーション
ベルリン国際映画祭
金熊賞
1993年ウェディング・バンケット
1996年いつか晴れた日に
ニューヨーク映画批評家協会賞
監督賞
1995年『いつか晴れた日に』
2005年『ブロークバック・マウンテン』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
監督賞
2005年『ブロークバック・マウンテン』
放送映画批評家協会賞
監督賞
2005年『ブロークバック・マウンテン』
外国語映画賞
2000年『グリーン・デスティニー』
英国アカデミー賞
作品賞
1995年『いつか晴れた日に』
監督賞
2000年『グリーン・デスティニー』
2005年『ブロークバック・マウンテン』
非英語作品賞
2000年『グリーン・デスティニー』
フェローシップ賞
2020年
ゴールデングローブ賞
監督賞
2000年『グリーン・デスティニー』
2005年『ブロークバック・マウンテン』
外国語映画賞
2000年『グリーン・デスティニー』
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
監督賞
1995年『いつか晴れた日に』
2005年『ブロークバック・マウンテン』
外国語映画賞
1994年恋人たちの食卓
2000年『グリーン・デスティニー』
備考
第66回ヴェネツィア国際映画祭 審査委員長(2009年)
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来歴

1954年に台湾南部の屏東県(へいとうけん)の外省人の家庭に生まれ、台湾の国立芸術大学を卒業した後、1979年にアメリカへ渡り、イリノイ大学ニューヨーク大学で映画制作を学ぶ。在学中にスパイク・リーと知り合い、彼の映画の製作を手伝ったこともある。

太極拳の使い手としても知られ、デビューの作品『推手』において、太極拳を重要な要素として使っている。ただし、演出上においては、武術的なものとエンターテイメントを分けて考えていると発言している。

ウェディング・バンケット』と『いつか晴れた日に』でベルリン映画祭金熊賞を、『グリーン・デスティニー』でアカデミー外国語映画賞を受賞。『いつか晴れた日に』で本格的にハリウッド進出して以来、異なるジャンルで優れた作品を多数発表している。

ブロークバック・マウンテン』では第78回アカデミー監督賞を受賞。2006年、中華民国政府より、二等景星勲章を授与される[1]

第64回ヴェネツィア国際映画祭に出品した『ラスト、コーション』では、『ブロークバック・マウンテン』に引き続き、2度目の金獅子賞を獲得した。

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』では第85回アカデミー監督賞を受賞。

2012年11月、フランス芸術文化勲章のシュヴァリエ章を授与される[2]。2013年、中華民国政府より、一等景星勲章を授与される[3]

アメリカに住み、アメリカの市民権を有しているのでアメリカ国民でもある[4]。次男は俳優のメイソン・リー(李淳)。弟は台湾の映画プロデューサー・監督のガン・リー(李崗)。

監督作品


  1. ^ “台湾、アン・リー監督に「一等景星勲章」授与を検討”. 中国国際放送局. (2013年2月27日). http://japanese.cri.cn/881/2013/02/27/181s205201.htm 2022年6月10日閲覧。 
  2. ^ “【華流】台湾の巨匠アン・リー監督、フランス芸術文化勲章を受章”. サーチナ. (2012年11月30日). オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/zC0M1 2022年6月10日閲覧。 
  3. ^ 馬英九総統がアン・リー(李安)監督に「一等景星勲章」を授与”. 台湾週報. 台北駐日経済文化代表処 (2013年5月13日). 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月10日閲覧。
  4. ^ “アンジー、中国でうっかり「失言」―夫ブラピと共に人気急落”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2014年6月11日). オリジナルの2014年6月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140612134306/https://jp.wsj.com/news/articles/sb10001424052702303861104579617301653048852 2022年6月10日閲覧。 
  5. ^ “アン・リー監督最新作『ビリー・リンの永遠の一日』来年2・11公開決定”. ORICON STYLE. (2016年9月29日). https://www.oricon.co.jp/news/2079158/full/ 2016年9月29日閲覧。 
  6. ^ “ウィル・スミスVS若きウィル・スミス!? アン・リー監督の近未来アクション、10月公開”. 映画.com. (2019年4月26日). https://eiga.com/news/20190426/6/ 2019年4月26日閲覧。 


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