アンドロゲン
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アンドロゲンとは雄の副生殖器の発育および機能を促進し、第二次性徴を発現させる作用をもつ物質の総称であり、数種類のホルモンからなる。乳児期早期（1-3ヶ月）の男性は思春期並に分泌量が多く、将来の精子形成に重要だとされているが、2歳から思春期を迎えるまでは分泌量が減少する。思春期開始時は男性器の発達のみに作用し[1]、男性器の成長の第2段階から第3段階にかけて分泌量が急激に増大する[2]。増大すると共に変声など、他の体位でも作用し始める。アンドロゲンは卵胞刺激ホルモン（FSH）と共同して精子形成の維持に関与し、視床下部の負のフィードバック作用を介して下垂体前葉からの黄体形成ホルモン（LH）の分泌を抑制する。
- テストステロン
- ジヒドロテストステロン (DHT)
- デヒドロエピアンドロステロン (DHEA)
- ^ お母さんの基礎知識（思春期・男の子編）（もっと詳しく…）-神奈川県ホームページ
- ^ 大山建司「<総説> 思春期の発現」『山梨大学看護学会誌』第3巻第1号、山梨大学看護学会、2004年、3-8頁、doi:10.34429/00003695、ISSN 1347-7714。
- ^ 有阪 治 (2018). “脳の性分化，性差の研究について”. 小児保健研究 77(4): 310.
- ^ 男の子って、どうしてこうなの？ スティーブ・ビダルフ著
「アンドロゲン」の続きの解説一覧
- 1 アンドロゲンとは
- 2 アンドロゲンの概要
- 3 作用
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