アンドレ・グランディエ 原作とTVアニメ版の相違点

アンドレ・グランディエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 10:02 UTC 版)

原作とTVアニメ版の相違点

  • 原作では黒髪黒眼だが、アニメでは黒髪と深緑の瞳である。
  • アントワネットの落馬事件の原因は、原作と異なりアントワネットがはしゃいだことに変更された。
  • 黒い騎士事件発生時、原作では偽物を演じる事と髪を切るのを嫌がって、オスカルと祖母に叱られたが、アニメ版では自ら髪を切り偽物を演じた。
  • 原作では興味を示さなかったが、アニメでは新しい時代に強い関心を示しており、遠乗りと偽って僧院での勉強会に参加したりベルナールの演説を聞きに行ったりした。
  • 原作ではアランらにオスカルが拉致された時に気も狂わんばかりだったが、アニメでは自身が勉強会に出かけてオスカルのお供をするのに間に合わなかったという事情があり、彼女が怪我をした事に対しても平然と言い訳をした。
  • 左眼を傷つけた手段が原作とは異なっており、ベルナールにより鞭ではなく剣で切られた。
  • オスカルを守ろうとレニエの特別入隊命令書で衛兵隊に入ったが、アニメでは失明の恐怖と苦悩で通うようになった酒場で知り合ったアランのつてで衛兵隊に入隊した。
  • アランの設定が原作とは異なり、同年代の友人という関係であった。
  • オスカルの縁談で精神的に不安定だったのを刺激したアランの言葉に激怒して空に向けて銃を撃ったが、アニメではそういうシーンは無かった。
  • 無理心中を図らず、ジャルジェの頼みで女性として舞踏会で婿選びをするよう父に命じられたオスカルの伴をしようとした。
  • 左眼を失ったことで負担がかかった右眼をも失明したことをオスカルはジャルジェ家の主治医ラソンヌから聞かされ知っていたが、逆にアンドレは彼女が結核に蝕まれて喀血していることを知らずに死んだ。
  • 衛兵隊の仲間と共に民衆から敵の目を逸らすための時間稼ぎに奔走した陽動の帰路、オスカルを狙うも彼女に返り討ちに遭った王室側の兵士の撃った弾に心臓を撃ち抜かれて夕刻絶命した。

  1. ^ 一時期、5月2日の牡牛座だとされたことがあった。小冊子『ベルサイユのばら大百科』の中に「ベルばら星占いというコーナー」で12星座にそれぞれベルばらの登場人物をあてており、フェルゼンも乙女座で星座が被さるため、ずらして5月2日の牡牛座にされた。
  2. ^ フランス人としても長身の部類に入る178cmのオスカルが胸に顔をうずめる程、更に長身である。


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