アルメニア 教育

アルメニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 16:13 UTC 版)

教育

教育制度は、5 - 6歳までの幼稚園保育園、6 - 7歳から中等教育(10 - 11年制。小学校にあたるのが1 - 3年生、中学校にあたるのは4 - 8年生、高等学校にあたるのが9 - 10年生、高校とは別に2、3年制の専門学校があり、2年で卒業して専門技術職に就くなり、3年で卒業して専門職あるいは大学に行く)、その上は大学である。義務教育期間は中等教育の8年生まで。授業料は無料で、全国に1,439校ある(2003年現在)[23]

2011年には小学校でのチェス学習を義務化している。

文化

古くからワインの製造が盛んで、特にブランデーは有名。アルメニア・コニャックと呼ばれる。

アルメニア語は、インド・ヨーロッパ語族の仲間で、印欧祖語から派生したといわれている。

石の建造物

石が古くから使われてきた。紀元前9 - 8世紀以降、多くの要塞、城市、防備用建築などを石で作り上げてきた。エレバンバザールやトゥマニヤン記念館はアルティクで産出した凝灰岩でできている。スペンディアリアン記念オペラ・バレー劇場や共和国広場にかつてあったレーニン像の石は、パンバク地方産の花崗岩である。マテナダラン(メスロプ・マシトツ記念古文書収蔵館)、ジェノサイド犠牲者碑のモニュメント、共和国広場の水飲み場「七つの泉」などは、淡灰色の玄武岩でできている。地下鉄駅の入り口ホールは多彩な大理石で飾られている[24]

音楽

伝統音楽

食文化

映画

スポーツ

サッカーで、国内リーグであるアルメニア・プレミアリーグがある。あまりA代表では名を残したことはないが、2016年夏、当時ドルトムント所属だったヘンリク・ムヒタリアンマンチェスター・ユナイテッドへと移籍し、アルメニア初のイングランド上陸選手となった。なおムヒタリアンは1991年にソ連から独立してからの歴代得点王である。

世界遺産

世界遺産として3か所の文化遺産が指定されている。991年に創建されたハフパット修道院とサナヒン修道院、4世紀に創立したゲガルド修道院とアザト川上流域、4世紀に建立されたエチミアツィンの大聖堂と教会群およびズヴァルトゥノツの考古遺跡がある。

祝祭日

アルメニアでは伝統的なアルメニア暦も使用される。

日付 日本語表記 現地語表記 備考
1月1日 元日 Ամանօր
1月6日 クリスマスユリウス暦基準) Սուրբ Ծնունդ 12月31日からクリスマス休暇。
1月28日 軍隊の日 Հայոց բանակի օր   
4月7日 女性と母性の日
4月24日 虐殺の犠牲者の記念日 Եղեռնի զոհերի հիշատակի օր 1915年1922年トルコ政府による虐殺
5月9日 戦勝と平和の日
5月28日 1918年の共和国の日 I Հանրապետության օր
7月5日 憲法の日 Սահմանադրության օր 1995年に憲法が制定されたことを祝す。
9月21日 独立の日 Անկախության օր 十字架挙栄祭と同一
12月7日 1988年大地震、犠牲者の記念日[25]

脚注

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  1. ^ アルメニア基礎データ=外務省” (英語) (2014年10月). 2019年2月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e World Economic Outlook Database, October 2014” (英語). IMF (2014年10月). 2014年11月9日閲覧。
  3. ^ Central Intelligence Agency (2014). The CIA World Factbook 2015. Skyhorse Publishing. p. 5241. ISBN 978-1-62914-903-5. https://books.google.com/books?id=xutfBgAAQBAJ&pg=PT5241 
  4. ^ The UN classification of world regions Archived 25 June 2002 at the Wayback Machine. places Armenia in Western Asia; the CIA World Factbook Armenia”. The World Factbook. CIA. 2010年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月2日閲覧。 Armenia”. National Geographic. 2007年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月16日閲覧。, . , (Italian) Calendario Atlante De Agostini (111 ed.). Novara: Istituto Geografico De Agostini. (2015). p. sub voce. ISBN 9788851124908  and Oxford Reference Online Oxford Reference. Oxford Reference Online. (2004). doi:10.1093/acref/9780199546091.001.0001. ISBN 9780199546091. https://archive.org/details/worldencyclopedi00oxfo.  also place Armenia in Asia.
  5. ^ The Oxford Encyclopedia of Economic History. Oxford University Press. (2003). p. 156. ISBN 978-0-19-510507-0. https://archive.org/details/oxfordencycloped0000unse/page/156 
  6. ^ (Garsoïan, Nina (1997). R.G. Hovannisian. ed. Armenian People from Ancient to Modern Times. 1. Palgrave Macmillan. p. 81 )
  7. ^ Stringer, Martin D. (2005). A Sociological History of Christian Worship. Cambridge: Cambridge University Press. p. 92. ISBN 978-0-521-81955-8. https://archive.org/details/sociologicalhist00stri 
  8. ^ Smaller nations that have claimed a prior official adoption of Christianity include Osroene, the Silures, and San Marino. See Timeline of official adoptions of Christianity.
  9. ^ Grousset, René (1947). Histoire de l'Arménie (1984 ed.). Payot. p. 122 . Estimated dates vary from 284 to 314. Garsoïan (op.cit. p. 82), following the research of Ananian, favours the latter.
  10. ^ “アルメニア首相、ナゴルノ・カラバフ地域めぐる停戦で合意”. CNN.co.jp. CNN. (2020年11月10日). https://www.cnn.co.jp/world/35162198.html 2020年11月17日閲覧。 
  11. ^ Human Development Report”. United Nations Development Programme (UNDP) (2019年). 2020年7月27日閲覧。
  12. ^ The republic has separation of church and state
  13. ^ 伝説ではこのハイ族の族長アルメナケが一族を率い、自らをと名乗り、一族をアルメニア族と名乗った事が、アルメニアの起源とされている
  14. ^ 造山運動に伴う火山活動でできた石が豊富であり、石の国=カラスタンとも呼ばれる(中島偉晴、メラニア・バグダサリアン編著 『アルメニアを知るための65章』 明石書店 2009年 20ページ)
  15. ^ Armenica.org:Chronology
  16. ^ そのため、エルサレム聖墳墓教会の塗油台の壷は特別に2個おく事が認められている。他は、ローマコンスタンティノポリスアレクサンドリアアンティオキア、エルサレムの五大総主教座(ローマはカトリック教会、残りは東方正教会)、及び、コプト教会のアレクサンドリア総主教座が各1個。合計8個
  17. ^ その中の一部は11世紀にトルコ南東部のキリキアに移住しキリキア・アルメニア王国を建国、14世紀末まで独立を保った
  18. ^ 9月21日、「アルメニアの独立」は、国民投票で承認された。
  19. ^ 吉村貴之「アルメニア / 『第二共和国』の政治 - 安定か停滞か」『アジ研ワールド・トレンド』第8巻第4号(通巻第79号)、アジア経済研究所広報部、2002年4月、 30頁、 ISSN 13413406NAID 40005089033
  20. ^ アルメニア選挙、改革派が圧勝 対ロ関係維持が焦点”. 2019年3月19日閲覧。
  21. ^ アルメニア基礎データ”. 2019年2月16日閲覧。
  22. ^ Anaïs Coignac (2014年1月28日). “男だけが消えた 旧ソ連の小さな国”. ニューズウィーク. http://www.newsweekjapan.jp/picture/126657.php 2014年7月31日閲覧。 
  23. ^ メラニア・バグダサリヤン「教育問題」/ 中島偉晴、メラニア・バグダサリアン編著 『アルメニアを知るための65章』 明石書店 2009年
  24. ^ 中島偉晴、メラニア・バグダサリアン編著 『アルメニアを知るための65章』 明石書店 2009年 20–21ページ
  25. ^ 家屋などの倒壊により約2万5千人が死亡、被災地支援に向かった軍用輸送機Ил-76が墜落、兵士69人を含む78名全員死亡。





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