アルファベット アルファベットの概要

アルファベット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 21:40 UTC 版)

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起源は、古代ギリシア人子音字に加えて母音[2]を持つギリシア文字フェニキア文字アブジャドに属する)を元にして作ったことが始まりである[3]

その後、古代イタリア地域諸言語ラテン語や非インド・ヨーロッパ語族を含む)、および多くのインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派を除く)はアルファベットを採用した。

  • 学術的定義外の用例
ただし、音素文字もしくは表音文字を指してアルファベットと呼ぶことも少なくない。例えば、英語の「alphabet」の用例として、ハングルKorean alphabetと呼び、日本語仮名Japanese alphabetと呼ぶことがある[4][5]
日常語において「アルファベット」という単語は主にヨーロッパ系の言語の文字を指す。
日本においては「アルファベット」の語は、世界でもっとも広く通用している代表的なアルファベットであるラテン文字(ローマ字)の代名詞としても定着しているが、(歴史的経緯により)「ローマ字」の語を日本語ラテン文字化に限定する用法も一般的である[6][7][8]
また、アルファベットを伝統的な配列で文字一覧として並べたものをいう。さらには文字一覧はどの言語習得においても初期に学ぶことであるから、「学習の初歩」を意味することもある[9]
上記のほか、形式言語とオートマトンの理論の用語では、その対象とする文字列や文などに現れる要素(終端記号)を「アルファベット」という。これは、一般的な用語のアルファベットとだいたい同様に文字のことを指すこともあるが、文字というよりは語に相当する「トークン」のことを意味する場合もある。詳細は、アルファベット (計算機科学) の記事を参照。

  1. ^ したがって、おおむね発音記号の仕組みと同等である。
  2. ^ ΑΕΙΟΥ。子音字と同じくフェニキア文字を元にし古代ギリシア人は母音字へ転用した(ϜΥとはフェニキア文字では同一文字の異形字だった)。
  3. ^ 「アルファベット」という語は、ギリシア文字の最初の2文字 α, β の読み方である「アルファ」(ἄλφα)(母音)、「ベータ」(βήτα)(子音)に由来する。
  4. ^ ただし、仮名は表音節文字なので、Japanese syllabaryなどが実態に近い。
  5. ^ “30 hours of wonder: Shrines, temples and hot springs” (英語). ジャパンタイムズ. (2019年11月21日). https://www.japantimes.co.jp/life/2019/11/21/travel/30-hours-wonder-shrines-temples-hot-springs/ 2019年11月24日閲覧。 
  6. ^ ローマ字のつづり方”. 文部科学省. 2016年8月17日閲覧。
  7. ^ 現行学習指導要領・生きる力 Q&A”. 文部科学省. 2016年8月17日閲覧。
  8. ^ ローマ字の導入(光村)”. TOSSランド. 2016年8月17日閲覧。
  9. ^ 日本語の「イロハ」と同様。
  10. ^ アブギダとアブジャドという用語は、en:Peter T. Danielsが提唱したものである。Daniels, Peter T. (ed.) and Bright, William (ed.) (February 1996). The World's Writing Systems. Oxford University Press. pp. pp.4-5. ISBN 9780195079937 参照。


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