アルダブラ環礁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/05 04:34 UTC 版)
アルダブラ環礁(アルダブラかんしょう)は、サンゴ礁が隆起して出来たインド洋に浮かぶセーシェルの環礁で、人の手がほとんど入っていない状況の中、アルダブラゾウガメをはじめとする独特の動物相・植物相が保たれている地域である。ゾウガメの生息地としては世界最大級で、15万2000頭が生息している。ゾウガメのほかにもアオウミガメ、タイマイなどが生息し、また、アフリカクロトキ、アルダブラシマヨシキリ、アルダブラオウチュウ、ノドジロクイナ、グンカンドリ、フラミンゴなどの多くの鳥類やChaerephon pusillus、Paratriaenops paulianiなどのコウモリも観測される[1][2]。2010年にラムサール条約登録地となった[2]。
- ^ a b “Aldabra Atoll” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年4月27日閲覧。
- ^ a b “Aldabra Atoll | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2010年2月2日). 2023年4月13日閲覧。
- ^ 『名景世界遺産 水辺編』パイインターナショナル、2014年、43頁。ISBN 978-4-7562-4525-0。
- 1 アルダブラ環礁とは
- 2 アルダブラ環礁の概要
- 3 登録基準
固有名詞の分類
セーシェルの世界遺産 |
アルダブラ環礁 ヴァレ・ド・メ自然保護区 |
環礁 |
マタイヴァ環礁 ウォッジェ環礁 アルダブラ環礁 エニウェトク環礁 ウルシー環礁 |
- アルダブラ環礁のページへのリンク