アルガルヴェ・カップ
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アルガルヴェ・カップ | |
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開始年 | 1994年 |
主催 | ポルトガルサッカー連盟 |
地域 | 世界 |
参加チーム数 | 12 |
前回優勝 | スウェーデン (5回目) |
最多優勝 | アメリカ合衆国 (10回) |
サイト | Official website |
概要
FIFAやUEFAが主催してないが、FIFA女子ワールドカップ、オリンピックに次ぐ権威を持つとされる大会で[2]、ワールドカップやオリンピックが開催される年は強豪国が集う前哨戦として位置付けられることもある[3]。なお、ワールドカップやオリンピックとは異なり、本大会に出場するための予選は行われない招待トーナメント大会である。
歴史
1994年に6か国が参加して初開催され、1995年から2001年までは8か国、2002年以降は12か国が参加している。2016年は開催時期がリオデジャネイロオリンピックの予選と重複したため、8か国で開催された。
2016年から同時期にシービリーブスカップがアメリカで開催されるようになったため、アメリカ、ドイツ、フランス、イングランドはそれ以降参加していない[4][5]。日本は2011年大会で初出場し3位となり、2012年大会と2014年大会では準優勝という成績を残している。2018年大会以降は出場していない。
開催方式
2014年大会まで
グループリーグはラウンドロビン方式(1回戦総当り)にて行われ、強豪が揃うA・B組とそれより劣るとされるC組の3グループ(4チームずつ)に分かれて総当りのリーグ戦を行う。その後、グループリーグの結果に応じた順位決定戦に回るが、振り分けは以下の通り。
- 11位決定戦 - C組3位とC組4位
- 9位決定戦 - C組2位と、A組・B組各4位のうち成績の悪いチーム
- 7位決定戦 - C組1位と、A組・B組各4位のうち成績の良いチーム
- 5位決定戦 - A組3位とB組3位
- 3位決定戦 - A組2位とB組2位
- 決勝戦 - A組1位とB組1位
2015年大会以降
大会フォーマットが一部変更され、3つのグループリーグ全てに強豪チームを入れられることとなった。その為、順位決定戦も勝ち点(並んだ場合は得失点差)に応じたものに変更された。
- ^ - アルガルベカップ2011 - 日本サッカー協会
- ^ 沢効果だ!なでしこポルトガル遠征、異例の深夜生中継 - スポーツニッポン、2012年1月12日、2012年1月14日閲覧
- ^ 女子W杯へ重要な前哨戦…フジテレビ系列でアルガルベ杯なでしこ戦が生中継サッカーキング. 2015.2.13付、2018年2月27日閲覧。
- ^ USWNT skipping Algarve Cup for first time since 1997The Equalizer. 2015.12.3付、2018年2月27日閲覧。
- ^ U.S. Soccer to Host SheBelieves Cup Featuring USA, England, France and Germanyアメリカサッカー協会公式サイト. 2016.1.12付、2018年2月27日閲覧。
- ^ “Alemanha vence competição”. fpf.pt. 2020年3月11日閲覧。
- 1 アルガルヴェ・カップとは
- 2 アルガルヴェ・カップの概要
- 3 結果
- 4 統計
- 5 表彰
- 6 脚注
- アルガルヴェ・カップのページへのリンク