アプリケーションソフトウェア インフォメーションワーカー向けソフトウェア

アプリケーションソフトウェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 03:21 UTC 版)

インフォメーションワーカー向けソフトウェア

インフォメーション・ワーカー・ソフトウェア (information worker software) とは、組織内の個々のプロジェクトで、個人が情報を生成し管理するニーズに対応したソフトウェア。例えば、時間管理、資源管理、ドキュメンテーションツール、解析ツール、グループウェアなどがある。ワードプロセッサ、表計算ソフト、電子メールクライアントやブログクライアント、個人情報管理システム、各種メディアエディタなどは、様々なインフォメーションワーカーの仕事で使われる。

企業ソフトウェア

企業ソフトウェア (enterprise software) は、組織のプロセスやデータフローのニーズに対応したもので、大規模な分散環境であることが多い。例えば、財務管理、顧客関係管理 (CRM)、サプライチェーン・マネジメント (SCM) などがある。部門ソフトウェア (departmental software) は企業ソフトウェアの一種であり、大きな組織内のより小さな部分を扱う。例えば、出張旅費管理、ITヘルプデスクなどがそれに当たる。

企業基盤ソフトウェア

企業基盤ソフトウェア (enterprise infrastructure software) とは、企業ソフトウェアシステムをサポートするために必要な共通機能を提供するものを指す。例えば、データベースメールサーバネットワーク管理セキュリティ管理などがある。


注釈

  1. ^ 「アプリ」の1980年代〜1990年代初頭の用例は[3][4][5][6][7][8]など。
  2. ^ 中・上級のエンジニア向けの文書では、従来どおり「アプリケーションソフト」や「アプリケーション」としていることが多い。

出典

  1. ^ a b c d IT用語辞典 e-words、「アプリケーションソフト」の説明 - 2023年7月12日閲覧。
  2. ^ a b Lexico, application software
  3. ^ 『富士通ジャーナル』1986年6月号、62頁。NDLJP:3218455/32「図30 MS-DOSの起動から終了まで」に「MS-DOSアプリ」の表記がある。
  4. ^ 『事務と経営』1989年6月号、26頁。NDLJP:2221705/26LUNAでは、上記のGMWと同時開発した日本語処理Wnnで、UNIXアプリを日本語化している」「サードパーティと呼ばれるソフトハウスが、UNIX上のアプリを開発し移植している」
  5. ^ 『調査時報』1990年4月号、106頁。NDLJP:1852460/81「図4-3は『ソフト開発』を『OS・ツールソフト開発(以下OS系)』と『アプリケーションソフト開発(以下アプリ)』とに二分してセルフイメージを見たものである」
  6. ^ 『富士通ジャーナル』1992年8月号、63頁。NDLJP:3218523/32Lotus®1-2-3™一太郎dBASEなど当社指定のLANアプリケーションのインストールを実施。アプリ起動用のバッチファイルなども作成」
  7. ^ 『ITUジャーナル』1992年10月号、23頁。NDLJP:3234845/12通信アプリに共通なHMIシンボルの定義手法」
  8. ^ 『情報化研究』1993年1月号、裏表紙裏。NDLJP:3211365/29「日本語ワープロOASYSの多彩な機能と操作性を受け継いだOASYS/WinやWindows™配下の他のアプリケーションと連携しながらホスト連携を可能とするWSMGR等、約250種のWindowsアプリを用意」
  9. ^ [1]
  10. ^ Ceruzzi, Paul E. (1998). A History of Modern Computing. Cambridge, Mass.: MIT Press. ISBN 0262032554.
  11. ^ [2]
  12. ^ [3]
  13. ^ MS
  14. ^ シャープのAQUOS R compactのアプリのリスト、ソフトバンク社によるもの






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