アフリカゾウ 人間との関係

アフリカゾウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 10:06 UTC 版)

人間との関係

干ばつ、民族紛争、象牙目的の乱獲などにより生息数は減少した[4][5]。象牙の高騰化や、内乱や民族紛争によって自動小銃・機関銃などの火器が密猟者に渡ったことにより幼獣も含めた群れの虐殺が行われるなどの密猟の手口が悪質化している問題もある[4][5]。ガンビアでは1913年に、ブルンジでは1970年代に、モーリタニアでは1980年代に絶滅した[3]。エスワティニでは1920年代に絶滅したが、1980年代から1990年代に再導入された[3]。 一部地域では減少傾向にあるが地域によるものの1960 - 1980年代を底打ちに生息数は漸増傾向にあると推定され、2000年代には大半を占めるアフリカ大陸東部個体群や南部個体群では生息数は年あたり4%の上昇率で増加しているという報告例もある[3]。1976年にガーナ個体群がワシントン条約附属書IIIに、1977年に附属書IIに、1990年からは附属書I(1997年にジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ共和国の個体群はワシントン条約附属書II)に掲載されている[2]1995年における生息数は、35,490 - 49,985頭と推定されている[5]。1970年代における生息数は2,700,000頭、1980年における生息数は1,000,000頭、1988年における生息数は620,000頭と推定されている[5]1995年における生息数は約280,000頭が確認され、580,000頭と推定されている[5]

人間に慣れにくく、サーカスや労役目的での飼育は困難である。

日本では2020年の時点でぞう科(ゾウ科)単位で特定動物に指定されており、2019年6月には愛玩目的での飼育が禁止された(2020年6月に施行)[8]


注釈

  1. ^ ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ共和国の個体群はワシントン条約附属書II

出典

  1. ^ Appendices I, II and III (valid from 28 August 2020)<https://cites.org/eng> (downroad 09/24/2020)
  2. ^ a b UNEP (2020). Loxodonta africana. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (downroad 09/24/2020)
  3. ^ a b c d e f g h i j k Blanc, J. 2008. Loxodonta africana. The IUCN Red List of Threatened Species 2008: e.T12392A3339343. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2008.RLTS.T12392A3339343.en. Downloaded on 24 September 2020.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Richard F. W. Barnes 「ゾウ」犬塚則久訳『動物大百科 4 大型草食獣』今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編、平凡社、1986年、8-16頁。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al 小原秀雄 「アフリカゾウ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2000年、36-40、154頁。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 祖谷勝紀 「最大の陸生動物」『動物たちの地球53 哺乳類II 5 ゾウ・サイ・シマウマほか』増井光子編著、朝日新聞社、1992年、132-137頁。
  7. ^ Yoshihito Niimura, Atsushi Matsui, Kazushige Touhara "Extreme expansion of the olfactory receptorgene repertoire in African elephantsand evolutionary dynamics of orthologousgene groups in 13 placental mammals," Genome Research, Volume 24, Number 9, Cold Spring Harbor Laboratory Press, 2014, Pages 1485 - 1496.
  8. ^ 特定動物リスト (動物の愛護と適切な管理)環境省・2020年9月24日に利用)


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