アゼルバイジャン 国民

アゼルバイジャン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/02 03:36 UTC 版)

国民

民族構成(アゼルバイジャン)
アゼルバイジャン人
  
91.6%
ロシア人
  
1.3%
アルメニア人
  
1.3%
その他
  
3%

民族

住民は、民族的にはテュルク系のアゼルバイジャン人(アゼリー人)が人口の91.6%を占め、圧倒的に多い。アゼリー人の外、レズギン人(2.0%)、ロシア人(1.3%)[24]アルメニア人タート人英語版山岳ユダヤ人が居住している。また、ソ連時代の名残りから人名はロシア語風の姓が多く見受けられる。

言語

国語は、アゼルバイジャン語だが、日常的にはロシア語も使用される。タート語ユダヤ・タート語

宗教

宗教的にはアゼリー人を含めたムスリム(イスラム教徒)が95%(シーア派85%、スンニー派15%)と圧倒的に優勢で、キリスト教正教会ユダヤ教会、キリスト教アルメニア教会が少数派として存在する。

教育

婚姻

結婚する者はそれまでの姓をそのまま用いる権利を持つ(夫婦別姓)。どちらかの姓に統一することも、複合姓とすることも可能である[25]

文化

アゼルバイジャン料理の軽食

音楽

文学

食文化

アゼルバイジャンはワインの有名な産地であり、コーカサス有数の上質なワインで知られる。ロシア国内ではジョージア産のワインはよく見かけるが、アゼルバイジャン産のワインを見つけることはあまりできない。しかし、コストやクオリティなどを考えればロシアで人気のグルジアワインに劣らないだけではなく、フランスワインよりも一部の人々には好まれている。庶民が好んで飲むイワノフカは低価格で飲みやすくおいしいとされる[26]。また世界遺産に登録されている乙女の塔の名をとったワインもある。

映画

 

スポーツ

国家としてサッカーリーガ・エスパニョーラアトレティコ・マドリードのスポンサーになるなど政府はスポーツを重視している。オリンピックのアゼルバイジャン選手団はレスリングで23個のメダルをとっているほか、1996年以来、オリンピックで7つの金、25の銀そして43の銅メダルを獲得している[27]。伝統的なスポーツであるレスリングは、アゼルバイジャンの国民スポーツと見なされている[28]。そのほかアゼルバイジャンの伝統的なものとしてバックギャモン、チョフガン(カラバフ馬の背に乗って行う伝統的な馬術遊戯)、およびズールハーネがある[28]

2010年代以降、政府は国際大会の誘致に熱心であり、2015年ヨーロッパ競技大会が開催され[29]、2017年にイスラム連帯大会(Islamic Solidarity Games)が行われた[30]

アゼルバイジャンは世界でもチェスが盛んな国の一つとして知られており[31]、ヨーロッパ大会での女性銅メダリストも排出している[32][33]。 2016年の第42回チェス・オリンピアードは首都バクーで開催された[34]

バレーボールは国内で人気のスポーツのうちの1つであり、2014年のCEV女子チャレンジカップ(CEV Women's Challenge Cup)では優勝している[35][36]。そのほかフットサル体操に人気がある[37]

1992年にプロサッカーとしてアゼルバイジャン・プレミアリーグが創設されて以来、サッカーの人気が高まっている[38]。 同リーグはUEFAに加盟しており、カラバフFKガバラFKネフチ・バクーといったチームがUEFAチャンピオンズリーグUEFAヨーロッパリーグに繰り返し参加してきた[39][40]。2019年のヨーロッパリーグの決勝戦はバクー・オリンピックスタジアムでの開催[41]、2020年のUEFA EURO 2020のグループステージ、準々決勝の開催が誘致された[42]

その他にも17歳未満の欧州選手権、FIFA U-17女子ワールドカップ2012、2010年欧州レスリング選手権、第25回欧州新体操選手権、2018年世界柔道選手権などの国際スポーツ大会が続々と開催されている[43][44]

モータースポーツにおいても、2016年、バクー市街地コースF1ヨーロッパグランプリを開催[45]。2017年からはアゼルバイジャングランプリと名称を変更して開催される[46]

世界遺産

ゴブスタン国立保護区

アゼルバイジャン国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が3件存在する。2000年に登録された「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」、2007年に登録された「ゴブスタンの岩絵の文化的景観」、2019年に第43回世界遺産委員会を誘致した際に登録された「シャキの歴史地区とハーンの宮殿英語版」になる。

祝祭日

祝祭日
日付 日本語表記 現地語表記 備考
1月1日 元日
3月8日 国際婦人デー
3月21日前後 春分の日 Novruz Bayram 移動祝日。アゼルバイジャンでは新年を祝う日。
5月9日 勝利の日 第二次世界大戦の退役軍人を祝う日。
5月28日 共和国記念日 1918年の共和国独立を祝う日。
6月15日 国家救済の日 アリエフ大統領が共和国の指導者となった日(1993年)。
10月18日 独立記念日
11月12日 憲法記念日 共和国憲法が採択された日(1991年)。
11月17日 復興記念日
12月31日 全アゼルバイジャン人連帯の日
イスラム暦による ラマダーン
イスラム暦による 断食明け大祭
イスラム暦による 犠牲祭
イスラム暦による イスラムの新年

著名な出身者

音楽

美術

文学

スポーツ

学問

ジャーナリズム

  • ハサン・ベイ・ザルバディ(Hasan bey Zardabi) - 19世紀のジャーナリスト。R&B歌手であるアイセル・テイムルザデの先祖に当たる。

政府関係者




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  2. ^ a b c d e World Economic Outlook Database, October 2016” (英語). IMF (2016年10月). 2017年1月19日閲覧。
  3. ^ 割合だと面積13%・人口1.5%。https://citypopulation.de/Azerbaijan.html
  4. ^ アゼルバイジャン”. 東京都立図書館. 2019年5月28日閲覧。
  5. ^ [https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/aed2fcbf2150368f/20170061.pdf 南コーカサス諸国産業・ 投資概況] (PDF)”. ジェトロ・イスタンブール事務所 (2017年8月). 2019年5月29日閲覧。
  6. ^ アゼルバイジャン大統領、妻を副大統領に-一族支配強化 CNN(2017年2月25日)2017年2月25日閲覧
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