アイドル 日本における韓国アイドル

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アイドルの解説 > 日本における韓国アイドル 

アイドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 09:45 UTC 版)

日本における韓国アイドル

韓流ブームにおける東方神起BIGBANGといった韓流アイドルや、チャン・ドンゴンや『冬のソナタ』でブレイクしたペ・ヨンジュンといった俳優を足掛かりに日本に進出し、2000年代後半からKARA少女時代が日本でも人気になった。実力派アイドルの空席を埋める形でTWICEをはじめとするK-POPアイドルグループが日本に進出し、需要を満たしているのではないかという見方もある。さらにAKB48グループ韓国CJ ENMによる日韓合同アイドルグループIZ*ONE宮脇咲良(当時HKT48)らも参加した。

K-POP人気を受けて日本のソニーミュージックと韓国のJYPエンターテインメントによる共同ガールズグループプロジェクトであるNizi ProjectからNiziUが2020年12月2日にデビューした。

一方で、2011年のフジテレビ騒動など2010年代前半に日韓の政治的関係が急激に悪化して以降、K-POPグループを大々的に日本のテレビ番組などに出演させることが困難となった(特に徴兵制の影響で政治軍事と関係の深い男性アイドル)。

この他、中国では2021年に大衆文化芸術全般への整風運動として、K-POP的な男性アイドル(女性アイドルも含む)の容姿や活動を規制し[61]、アイドル育成番組を「低俗で下品な娯楽」として放送を禁止した[62]

洋楽アイドル

50年代にはアネットボビー・ライデルファビアンコニー・フランシスらが、また60年代にはモンキーズシルヴィ・バルタンフレンチ・ポップスのアイドル、イタリアのジリオラ・チンクエッティボビー・ソロらが人気となった。大阪万博の開催などを契機に世界の音楽への関心が高まり、テレビ局音楽産業が開催した世界歌謡祭東京音楽祭からも大ヒットが生まれ、とりわけ1974年の第3回東京音楽祭でグランプリに輝いた当時13歳のルネ・シマールは一躍人気者となった。 70年代に於いては、俳優ではジョン・モルダー・ブラウンレナード・ホワイティングレイモンド・ラブロック(レイ・ラブロック)、ビョルン・アンドレセンらが日本でも人気になっている。他にマーク・ハミルマーク・レスタージャン・マイケル・ヴィンセントジャック・ワイルドなどの人気俳優も、欧米や日本のティーンエイジャーの間で人気だった。彼らはアイドルとして十代の雑誌の表紙やグラビアに掲載された。

多くの10代のアイドルの特徴の1つは、ファン(場合によってはミュージシャン自身)が大人になると自分たちが過去に聴いていた音楽を嫌う傾向もあり、大人にはあまり聞かれない場合もある。そういったバブルガムポップのティーンアイドルパフォーマーは、デヴィッドとショーンのキャシディ兄弟、レイフ・ギャレットオズモンド・ブラザーズ(特にダニー・オズモンドとマリー・オズモンド)、トニー・デフランコとザ・デフランコ・ファミリーなどで、さらに70年代後半の日本では、イギリスのアイドルグループ、ベイ・シティ・ローラーズが大人気となった。

一方、大人の鑑賞に耐えうる本格的なアーティストでも、アフロアメリカンのグループのジャクソン5マイケル・ジャクソンビージーズのギブ兄弟の末弟アンディ・ギブはディスコサウンドで大ヒットを連発し、ティーンからもアイドル的な人気を得た。

80年代前半に英米と日本で人気を博したデュラン・デュランらはニューロマンティックとして、ビジュアルを強調して売り出された。折からの円高などからイギリスへの留学生が増え、女子留学生達がアイドルを発掘、パナッシュ[63]のように日本でのみ人気となった洋楽アイドルも現れ、更にイギリス人のバンドG.I.オレンジが成功を収めた。ボン・ジョヴィも当初はアイドル的に売り出されたが[64]、80年代後半には欧米で高い人気を獲得し、ハードロック/ヘヴィメタルブームの中心となった。

1950年代

  • アネット
  • ボビー・ライデル
  • ファビアン
  • コニー・フランシス

1960年代

1970年代

1980年代

1990年代

2000年代

2010年代

文献

  • 青木一郎[注 5]「絶対アイドル主義」(プラザ、1990年3月)ISBN 9784915333675、「炎のアイドルファン ―絶対アイドル主義2―」(青心社、1990年12月)ISBN 9784915333859
  • 稲増龍夫 「アイドル工学」 (ちくま文庫1993年
  • 稲増龍夫「「ネットワーク組織としてのSMAP-現代アイドル工学'96」(評価問題研究会第11回研究会)」『日本ファジィ学会誌』第8巻第5号、日本知能情報ファジィ学会、1996年10月15日、 NAID 110002940787
  • 青柳寛「アイドル・パフォーマンスとアジア太平洋共同体の意識形成(環太平洋経済圏における産業・経営・会計の諸問題)」『産業経営研究』第18巻、日本大学、1996年3月30日、 43-58頁、 NAID 110006159892
  • 濱本和彦「1/f ゆらぎを用いた松浦亜弥の「国民的アイドル度」の客観的評価に関する研究」(東海大学情報理工学部情報メディア学科)[65]
  • 竹中夏海 「IDOL DANCE!!! ―歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい―」ポット出版、ISBN 9784780801927

注釈

  1. ^ 映画の中のみでなら、1938年松竹映画・『愛染かつら』で使用された例がある。またフランス映画の『アイドルを探せ』が1964年に日本でも公開された。
  2. ^ 絶頂期のビートルズの来日(1966年)などを受けたザ・スパイダースザ・タイガースザ・テンプターズなど。
  3. ^ B-Pass、PatiPatiなど。
  4. ^ UUUM所属クリエイターのイベント。
  5. ^ MBSラジオ「ヤングタウン」を担当した放送作家でアイドル評論家。1952年生まれ、2003年10月死去。

出典

  1. ^ アイドル(あいどる)とは”. デジタル大辞泉の解説. コトバンク. 2015年6月7日閲覧。
  2. ^ 『精選版 日本国語大辞典』小学館 
  3. ^ 日本国語大辞典,ASCII.jpデジタル用語辞典,デジタル大辞泉プラス, デジタル大辞泉,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,精選版. “アイドルとは” (日本語). コトバンク. 2022年11月23日閲覧。
  4. ^ a b c 「現実はそんなに甘くない」手越祐也が独立して気づいたアイドルという“魔法”(Yahoo!ニュース オリジナル Voice)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2023年1月27日閲覧。
  5. ^ 「面白いほどよくわかる!恋愛の心理学」 - p93 渋谷昌三 ,2013
  6. ^ 結婚希望のアイドルに「売上がこのくらい減る」とデータで説明 ジャニーズ事務所の対応は「エグい」のか” (日本語). キャリコネニュース (2015年9月15日). 2022年11月23日閲覧。
  7. ^ ジャニーズアイドルはなぜ結婚しない? 「売り上げ激減」問われる幹部面談と“鉄の掟”” (日本語). サイゾーウーマン (2015年9月15日). 2022年11月23日閲覧。
  8. ^ BTS活動休止発表から3か月、熱愛の匂わせに事務所への不信感で人気急落か「私がアーミーをやめた理由」(週刊女性PRIME)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2022年11月23日閲覧。
  9. ^ AKB 岡田奈々“夜の密室コスプレ”熱愛にファン悲鳴。親公認の彼氏発覚で「信者を騙したな」クィアベイティング批判は是か非か? - まぐまぐニュース!”. www.mag2.com. 2022年11月23日閲覧。
  10. ^ AKB48・向井地美音の“恋愛解禁”発言に「恋愛はするけどファンは金を出せ?」激化する議論の行方(週刊女性PRIME)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2022年11月23日閲覧。
  11. ^ 田口淳之介、15年交際の小嶺麗奈と同棲解消 仕事への危機感から決断か (2022年11月21日掲載)” (日本語). ライブドアニュース. 2022年11月23日閲覧。 “3月上旬に同棲報道が出た後、ライブの観客が100人以下にまで激減した”
  12. ^ “処女性”重視はもう古い? 須藤凜々花、「アイドルが結婚すること」への意識に思うこと” (日本語). サイゾーウーマン (2018年8月23日). 2022年11月23日閲覧。
  13. ^ アイドルに『処女性』を求めるアイドルファンの心理とは…?” (日本語). ヒトメボ. 2022年11月23日閲覧。
  14. ^ AKB48・柏木由紀、裏アカ流出&男性と親密交流! 関係者内でも“オワコン”扱いのワケ” (日本語). サイゾーウーマン (2016年10月13日). 2022年11月23日閲覧。
  15. ^ Michel, Patrick St (2019年7月10日). “Johnny Kitagawa: The mogul who defined and controlled Japan's entertainment industry” (英語). The Japan Times. 2022年11月23日閲覧。
  16. ^ “Why The Blueprint For K-Pop Actually Came From Japan” (英語). NPR.org. https://www.npr.org/2019/01/08/683339743/why-the-blueprint-for-k-pop-actually-came-from-japan 2022年11月23日閲覧。 
  17. ^ a b c アイドルとは何か”. 産経デジタル. 2016年1月26日閲覧。
    アイドル特集【総論】改めての素朴な疑問「アイドルとは何か?」”. ダ・ヴィンチニュース. 2016年1月26日閲覧。
  18. ^ ザ・ビートルズ1962年〜1966年ザ・ビートルズ1967年〜1970年(東芝EMIアナログ盤)付録:石坂敬一による論文より
  19. ^ 『YOUNGヤング』・1964年4月号より。
  20. ^ 日本初のアイドルがファンと72年ぶりの再会「生きていてよかった」”. スポーツ報知. 2017年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月24日閲覧。
  21. ^ 『幻の近代アイドル史』(2014年刊・笹山敬輔/著、ISBN 4779170141
  22. ^ 『別冊キネマ旬報』・1968年10月号より。
  23. ^ 「J-POPを殺したのはソニー」 知られざる音楽業界のタブー(1/2ページ) 産経新聞大阪本社2013年7月15日
  24. ^ 「アイドルの作られ方」が激変した根本理由” (日本語). 東洋経済オンライン (2018年4月6日). 2022年11月23日閲覧。
  25. ^ 安西信一 『ももクロの美学 〈わけのわからなさ〉の秘密』廣済堂出版、2013年4月13日。 
  26. ^ アイドルと景気の意外な相関関係を徹底検証 Webマガジン 月刊チャージャー 2005年12月号”. 月刊チャージャー. 2013年3月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月13日閲覧。
  27. ^ タイガース アルバム 2021年2月4日閲覧
  28. ^ タイガースVSワイルドワンズ 2021年2月4日閲覧
  29. ^ 当初は郷、野口ではなく、田頭信幸伊丹幸雄、西城で「新人三羽烏」と云われていた
  30. ^ 1970年代 人気男性アイドル/年代流行
  31. ^ 別冊ザテレビジョン『ザ・ベストテン ~蘇る!80’sポップスHITヒストリー~』(角川インタラクティブ・メディア)p.92 - 93
  32. ^ 嶋大輔 芸能界にはいるきっかけは横浜銀蝿のライブに行ったから
  33. ^ C-C-B『Romanticが止まらない』お金が入って女のコはキャーキャー FLASH、2017.07.24
  34. ^ ジャニー喜多川社長がつけてきた「珍妙キャッチフレーズ」を総まくり
  35. ^ 1980年代の『紅白歌合戦』になにがあったのか──メディアの変化、そして歌謡曲からJ-POPへ
  36. ^ 『考えるヒットe-1 J-POPもガラパゴス』文藝春秋、08月15日 2014。 
  37. ^ https://www.jprime.jp/articles/-/21916?page=3
  38. ^ ザ・ノンフィクション 舟木一夫はタイムマシン〜いつまでも「高校三年生」〜
  39. ^ 博多どんたく 前夜祭整理券を配布 観光桟敷席4年ぶり復活 西日本新聞、2017年04月20日
  40. ^ 『女三人乱れ咲き!氷川きよし追っかけツアー殺人事件』 テレビドラマデータベース
  41. ^ YouTubeチャンネル登録者数達成日数ランキング” (日本語). ユーチュラ. 2022年5月3日閲覧。
  42. ^ 嵐、なぜ「好きなアーティストランキング」1位に返り咲き? 2018年の活動から考える” (日本語). Real Sound|リアルサウンド. 2022年5月3日閲覧。
  43. ^ 嵐、ギネス認定 19年に最も売れたアルバム…ベスト盤330万枚” (日本語). スポーツ報知 (2020年8月12日). 2022年5月3日閲覧。
  44. ^ TikTokにて、なにわ男子『初心LOVE(うぶらぶ)』が国内アーティスト最速となる5億回再生を突破” (日本語). Newsroom | TikTok (2019年8月16日). 2022年6月4日閲覧。
  45. ^ 二宮和也のYouTube「ジャにのちゃんねる」 日本最速で登録者数200万人達成” (日本語). KAI-YOU.net | POP is Here .. 2022年12月7日閲覧。
  46. ^ 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p40
  47. ^ 『アイドル工学』・P.69より。
  48. ^ a b 「アイドル考現学」『TVガイド』2月6日号、東京ニュース通信社、1981年、20-21頁
  49. ^ “Pop 'idol' phenomenon fades into dispersion - The Japan Times”. ジャパンタイムズ (ジャパンタイムズ). (2009年8月25日). http://www.japantimes.co.jp/news/2009/08/25/news/pop-idol-phenomenon-fades-into-dispersion/ 2013年5月13日閲覧。 
  50. ^ 1980年代後半の「美少女ブーム」を牽引した美少女たち 10選:後藤久美子・小川範子・坂上香織・宮沢りえ・観月ありさ・桜井幸子・一色紗英ほか ミドルエッジ、2016年4月3日
  51. ^ “紅白にアキバ枠しょこたんら出場 - 芸能ニュース nikkansports.com”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2007年11月25日). http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20071125-287476.html 2013年5月13日閲覧。 
  52. ^ “紅白曲順が決定 注目の“アキバ枠”は米米CLUBと激突! ニュース-ORICON STYLE-”. オリコンニュース (オリコン). (2007年12月27日). https://www.oricon.co.jp/news/50813/full/ 2013年5月13日閲覧。 
  53. ^ a b “ポストAKBはどうなる? アイドル戦国時代の行方 今を読む:文化 Biz活 ジョブサーチ YOMIURI ONLINE(読売新聞)”. YOMIURI ONLINE (読売新聞). (2012年10月9日). オリジナルの2013年5月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130515011833/http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/columnculture/20121009-OYT8T00206.htm 2018年9月27日閲覧。 [リンク切れ]
  54. ^ a b “【12年ヒット分析】新旧グループから地方アイドルまで~“アイドル戦国時代”さらに激化 (AKB48) ニュース-ORICON STYLE-”. オリコン (オリコン). (2012年12月9日). https://www.oricon.co.jp/news/2019492/full/ 2013年4月23日閲覧。 
  55. ^ Gザテレビジョン編集部ブログ Gザテレビジョンは来週月曜日、24日発売です!”. ザテレビジョン (2010年5月19日). 2013年3月12日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年4月23日閲覧。
  56. ^ ももクロ、国立で宣言「笑顔を届けることにゴールはない」”. ナタリー. 2014年3月17日閲覧。
  57. ^ アイドル223組1480人が参加 『TIF』史上最多8万1378人動員”. オリコン. 2018年1月6日閲覧。
  58. ^ テレビ東京番組製作スタッフ、元角川映画プロデューサー、現在は一般社団法人ストリートダンス協会広報委員長も兼任鈴木敦子 (2015年10月26日). “人模様:地方アイドルで地域活性化 金子正男さん”. 毎日新聞のニュース・情報サイト. 毎日新聞社. 2016年4月26日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年4月26日閲覧。
  59. ^ 一般社団法人ストリートダンス協会団体概要 2016年5月1日閲覧
  60. ^ 日本ご当地アイドル活性協会、2021年上半期未発掘アイドルセレクト10を発表」Pop'n'Roll(ポップンロール)2021年7月3日
  61. ^ kpopnews365 (2021年9月5日). “「女性っぽい男性芸能人はK-POPのせい」中国が芸能規制強化へ「中国籍 以外を排除」など(中国活動に影響) |” (日本語). 2021年10月10日閲覧。
  62. ^ 中国、アイドル育成番組の放送を禁じる 「低俗で下品」” (日本語). 毎日新聞 (2021年9月4日). 2021年10月10日閲覧。
  63. ^ Bee Big in Japan
  64. ^ 80年代のBON JOVIヒストリーをご紹介 BON JOVI FRIENDSHIP - ボンジョヴィファンサイト
  65. ^ [1]


「アイドル」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アイドル」の関連用語

アイドルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アイドルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアイドル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2023 GRAS Group, Inc.RSS