らくらくホンベーシック らくらくホン ベーシック

らくらくホンベーシック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/01 16:46 UTC 版)

らくらくホン ベーシック

型番:F883i
歴史
  • 2007年1月10日 - 電気通信端末機器審査協会 (JATE)通過
  • 2007年1月11日 - 技術基準適合証明 (TELEC)通過
  • 2007年3月6日 - 開発を発表
  • 2007年4月12日 - ホワイト、ゴールド販売延期発表
  • 2007年4月13日 - ブラック、ピンク発売開始
  • 2007年4月25日 - ホワイト、ゴールド販売開始(関西エリアは4月27日)

らくらくホンIIIの実質的な後継機種という位置付けからカメラ無しの携帯電話で、iチャネルに対応。従来のらくらくホンが持つ使いやすさに加えて、デザインにもこだわりをもつ電話で、端末デザインに無印良品のアートディレクションなどを手がけるグラフィックデザイナー原研哉を起用し、簡単操作をコンセプトとする携帯にはない“きれいなデザイン”を追求しているのが特徴。

カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ゴールド、ピンクの四種類で、発表時点では四色を一斉に発売する予定だったが、ホワイトとゴールドについては発売開始前日の4月12日に発売延期が発表され、発売開始時点ではブラックとピンクのみの発売となった[2]。そして、ホワイトとゴールドは関西エリア以外では2007年4月25日に、関西エリアでは2日後の4月27日に発売が開始された。

通常のらくらくホンシリーズと同様歩数計機能を搭載している。iモードは対応しているが、iアプリは非対応。カメラ非搭載で、テレビ電話も全くできない。

らくらくホン ベーシックS

型番:F883iS
歴史
  • 2008年2月21日 - 技術基準適合証明 (TELEC)通過
  • 2008年4月17日 - 開発を発表
  • 2008年5月19日 - 発売開始

らくらくホン ベーシックSはバリューコース対応のモデルで、機能は同等だが、本体色はすべて変更された。パールホワイト・オーシャンブラック・メタルレッド・アイスブルーの4色である。また、主力の90xi/70xiシリーズは2007年度よりiSシリーズが廃止され2008年末に型番が変更されたため、「iS」の型番を持つ機種としては最後となった。

らくらくホン ベーシックII

型番:F-07A
歴史
  • 2008年12月25日 - 技術基準適合証明(TELEC)通過[3]
  • 2009年1月13日 - 電気通信端末機器審査協会(JATE)通過[4]
  • 2009年3月19日 - 開発を発表
  • 2009年4月9日 - 発売開始
  • 2009年7月21日 - 国際ローミング非対応機種であるが、海外での通信が可能になってしまう不具合を公表

ドコモの型番命名ルールが変更されたことにより、この機種から型番表記が従来品と異なっている。新ルールは、冬リリースを起点とした各年における各端末メーカーの商品発表順に単純に連番を振っていく形となっており、「2008-2009シーズンにおける富士通が7番目に商品化を発表した機種」という意味である。

らくらくホン ベーシックIIは、カメラmicroSDメモリーカードスロットが追加されたモデル。テレビ電話が全くできないのは変わらない。

  • カメラは、AF対応の約200万画素CMOSで、被写体にカメラを向けるだけでピントが自動的に合わせられる「おまかせカメラ」機能を搭載する。おまかせカメラはオートフォーカスだけではなく、手ぶれや被写体ぶれを自動補正する。
  • その他に、「おまかせ歪み補正」機能という、手書きメモ撮影画像の歪みを自動で補正したり、撮影した画像を簡単にiモードメールで送信できる機能を持つ。
  • microSDメモリーカードスロットは8GBまでのmicroSDHCメモリーカードにも対応する。

次に行う操作を光って教える「光ガイド」が、ボタンの点滅に加えて、画面内も点滅するようになった。たとえば、カメラ起動時には、拡大鏡が使える状態であることを光で案内する。

騒音環境でも聞きやすい「スーパーはっきりボイス2」、相手の声がゆっくり聞こえる「ゆっくりボイス」、雑音を除去し、クリアな音声を相手に伝える「スーパーダブルマイク」が搭載されている。

音声入力メールやデコメールにも対応している。

歩数計はもちろん搭載されており、設定をしておけば、指定した相手に毎日歩数記録をメールで自動的に送信される。




  1. ^ ドコモ、シンプル+使いやすさの「らくらくホン ベーシック」
  2. ^ 「らくらくホン ベーシック」の一部カラーの発売延期について”. 報道発表資料. NTTドコモ (2007年4月12日). 2017年7月16日閲覧。
  3. ^ 2009年(平成21年)3月11日総務省告示第121号「登録証明機関が技術基準適合証明及び工事設計認証をした件」
  4. ^ 2009年(平成21年)7月21日総務省告示第381号「端末機器の技術基準適合認定及び設計認証の報告に関する件」
  5. ^ 「docomo NEXT series GALAXY S II LTE SC-03D」「らくらくホン ベーシック3」に新色を追加 - NTTドコモ 報道発表資料 2012年1月5日(2012年1月9日閲覧)
  6. ^ 「ドコモ らくらくホン ベーシック3 F-08C」に新色を追加 - NTTドコモ 報道発表資料 2013年12月2日(2013年12月2日閲覧)
  7. ^ なお、この「スーパーはっきりボイス3」は後に同じ富士通東芝が開発したauKDDI沖縄セルラー電話連合)向けスマートフォンWindows Phone IS12T(TSI12)にも搭載された。
  8. ^ 2014-2015冬春モデルの16機種を開発・発売 - 株式会社NTTドコモ 報道発表資料 2014年9月30日(2014年10月5日閲覧)
  9. ^ ドコモ ケータイ(iモード)出荷終了について






固有名詞の分類

携帯電話端末 (富士通) F-05A  F703i  らくらくホンベーシック  UM02-F  F-06A

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「らくらくホンベーシック」の関連用語

らくらくホンベーシックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



らくらくホンベーシックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのらくらくホンベーシック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS