ぷよぷよ!!クエスト アーケード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 09:36 UTC 版)
開発
本作のプロデューサーを務めた渡邉正勝は、ロケーションテストの際に行われたメディアとのインタビューの中で、普段はゲームセンターを利用しない人たちが遊べるゲームを作ろうと考えたことが本作の開発のきっかけになったと話しており、その中でパズルゲームというジャンルと基本プレイ無料というスタイルを組み合わせることを想い付き、そこからさらに知名度の高い「ぷよぷよ」を取り入れたと語っている[1][2]。また、同様の目的から、直感的な操作が可能なタッチパネルを用いた操作体系が採用された[1]。さらに、前述の目的に加え、ゲームセンターそのものを盛り上げたいという目的から、「げんき(スタミナ)を消費してクエストを進める」というソーシャルゲームに似た方式が採用された[2]。 渡邉は2013年9月の中村彰憲との対談の中で、他の店舗のプレイヤーとの連携感も重視したと明かしている[8]。
反響
本作は、2014年の時点で500万プレーヤーを動員した[9]。
評価
ロケーションテスト時の評価
ライターの池谷勇人は、ねとらぼに寄せた記事の中で、本作の在り方は『ぷよぷよ』と『パズル&ドラゴンズ』を組み合わせたようなものだとしている[10]。 一方で、池谷はぷよをつかんだ際のレスポンスの遅延が気になったとも述べている[10]。
外部リンク
注釈
- ^ 後に「CODE OF JOKER Ver.1.2-Re:BIRTH-」、「MJ5EVO」などでも基本プレイ無料を採用。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m ““基本プレイ無料”のアーケードゲーム「ぷよぷよ!!クエスト アーケード」。ロケテスト会場で,プロデューサー渡邉氏にその狙いを聞いてみた”. www.4gamer.net. Aetas (2013年4月5日). 2021年8月25日閲覧。
- ^ a b c d 『アーケード初“基本プレイ無料”! 『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』スタッフインタビュー』(インタビュー)、2013年4月19日 。2021年8月26日閲覧。
- ^ “ゲームセンター初の基本プレイ無料ゲーム『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』稼働開始、スマホ版と連動したキャンペーンも”. インサイド (2013年11月7日). 2021年8月26日閲覧。
- ^ “『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』3月31日でサービス終了、ゲーセン初の基本プレイ無料ゲームに幕”. インサイド (2017年1月17日). 2021年8月26日閲覧。
- ^ 【重要】サービス終了のお知らせぷよぷよ!!クエスト アーケード公式ブログ
- ^ 『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』の利用可能筐体の見分け方Aimeサービスサイト
- ^ 一部のおサイフケータイ対応機種がAimeで認識されない問題についてAimeサービスサイト
- ^ “FREE TO PLAYがついにアーケードへ!『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』に見る、アーケードゲームの新たな可能性・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第29回”. インサイド (2013年9月24日). 2021年8月26日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2014年9月5日). “【CEDEC 2014】「ぷよぷよ」に学ぶ! シリーズが長期で成功し続ける理由 セガ細山田氏が「ぷよぷよ」を9年間プロデュースして感じたこと”. GAME Watch. 2021年8月28日閲覧。
- ^ a b “久々のアーケード版「ぷよぷよ」はガチャあり、協力アリのソシャゲ風 「パズドラじゃねーか!」との声も”. ねとらぼ (2013年3月28日). 2021年9月4日閲覧。
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