コンサドーレ敗れる 厚別競技場改修前の最後の試合

コンサドーレ敗れる 厚別競技場改修前の最後の試合

サッカーJ1で10位の北海道コンサドーレ札幌は、15日の第21節で、14位のアルビレックス新潟と対戦して、0対1で敗れました。試合が行われた札幌厚別公園競技場は、来年から改修工事が行われるため改修前で最後の試合でしたが、白星で飾ることはできませんでした。

札幌厚別公園競技場は、クラブが「コンサドーレ札幌」として誕生した1996年から、ホ−ムスタジアムとして使われてきましたが、来年3月から2年間かけて改修工事が行われるため、15日の試合は、改修前では最後の試合となりました。
試合は、両チーム得点なく前半を終えましたが、後半8分に、コンサドーレは左サイドから崩されて、先制点を奪われました。
このあと後半16分に、コンサドーレの攻撃の決定的な場面で、アルビレックスの選手がファウルで止めて、退場になりました。
1人多くなったコンサドーレはボールを保持して、後半30分には金子拓郎選手がミドルシュートを打ちましたが、ポストに当たって、同点ゴールにはなりませんでした。
コンサドーレは後半、一方的に攻めて、この試合では11本のシュートを打ちましたが、守備を固めた相手を崩せず、0対1で敗れました。
札幌厚別公園競技場には、雨のなかでも、多くのサポーターが訪れて声援を送り続けましたが、改修前の最後の試合を白星で飾ることはできませんでした。
コンサドーレは、6月3日の第16節で柏レイソルに勝ったあと、第17節からは3敗2引き分けと白星がありません。