広島市議会 新しい議長に母谷龍典氏

開会中の広島市議会で11日、議長選挙が行われ、最大会派の「自民党・市民クラブ」に所属する母谷龍典氏が、新しい議長に選ばれました。

広島市議会では4月の議員選挙を受けて臨時議会が開会中で、11日は新しい議長を決める選挙が行われました。
選挙に先立って、まず、立候補した▽「共産党」の中森辰一氏と、▽「自民党・市民クラブ」の母谷龍典氏の2人が所信を表明しました。
このあと54人の議員によって投票が無記名で行われ、開票の結果、白票1票を除く有効投票53票のうち▽母谷氏が47票、▽中森氏が6票となり母谷氏が新しい議長に選ばれました。
母谷氏は69歳。
佐伯区選挙区選出の当選6回で去年6月から5月1日まで副議長を務めました。
母谷氏は、「身の引き締まる思いだ。有権者から頂いた当選という信頼をしっかりと背負って精進していきたい。広島市の発展とよりよい市民生活のため市議会が力を発揮できるようにしていきたい」と述べました。