全国各地の女の子が“方言”であなたに愛のささやきを

2009.12.10


「方言CD」【拡大】

 女性から愛の告白を受けたことがない男性にとって、夢のような(?)CDが発売される。人気女性声優が出身地の方言丸出しで「好き」と告白したり、叱ったりする「方言CD」だ。

 女の子による愛の告白も、北海道から沖縄まで47都道府県ごとに千差万別。自分の出身地はもちろん、方言自体に興味がある人や、特定の地方に思いがある男性にとって見逃せないのが、今月23日発売予定の「方言CD」(エヌアールプロ、2枚組2100円)だ。

 「好き」と「嫌い」の合計60パターンのささやきを、10人の人気女性声優が方言丸出しで届けるもの。北海道弁は北海道出身の田中理恵、ウチナーグチ(沖縄方言)は沖縄出身の比賀ゆきのなど、その出身地の声優がそれぞれの方言を担当する。参加者はほかに河原木志穂(東京)、松本さち(京都)、橋本まい(福島)、内田彩(群馬)、高橋夏季(徳島)、七瀬亜深(長崎)、くーたん(岡山)、秋山えりか(大阪)ら、知る人ぞ知る豪華な顔ぶれだ。

 発売するエヌアールプロ(東京・秋葉原)は、男性向けに女の子のさまざまな声や息づかいを収録した「妄想CD」シリーズの老舗。12人の声優がそれぞれ100パターンのトーンで「お兄ちゃん」とひたすら呼びかける「お兄ちゃんCD」は2006年の発売以来、重版を重ね、現在まで2万5000枚を売る超ロングセラーとなっている。

 CDをプロデュースした小川正美氏は「『方言アイドル』の隆盛や『萌え方言ランキング』にヒントを得ました。個別に女の子のなまりを聞くことはあっても、まとめて聞き比べることはできません。自分の彼女が全国にできた気分にひたれますよ」とPR。一般的には「好き」「嫌い」とも京都弁や大阪弁が人気だが、小川氏の個人的オススメは「『ダベ〜』の言い回しがかわいらしい福島弁と外国語のような沖縄方言」だとか。

 収録されている各地の「好き」は別表のとおり。秋葉原のショップなどで発売するほか、通販サイト「たのみこむ」と「HMV」、アニメショップ「とらのあな」(秋葉原)では、特典CDやサイン色紙なども用意しているという。

■方言CDに収録された10都道府県の「好き」

北海道・好きだべさ

福島・好きだぁ

群馬・好きです

東京・好きです

京都・好きどす

大阪・好っきやねん

岡山・好きじゃけん

徳島・好きやけん

長崎・好きばい

沖縄・思むとぅんど

※収録は各声優のアドリブで行われており、若干異なる可能性もある

方言CD
 

注目情報(PR)