昨年、ハロウィーン市場規模が1345億円となり、バレンタイン市場を抜いたというニュースが流れたが、今年のバレンタイン市場は1385億円と史上最高だろうと予測されている。チョコレートの年間売り上げは5040億円だが、バレンタインがらみの売り上げは367億円だから大きな数字だ。
2015年が土曜、昨年が日曜だったので3年ぶりの平日バレンタインとなり、諸兄もいただいたであろう義理チョコ市場が大きく膨らんだ。また働く女性たちがSNSで競って画像をアップし自慢するのが増えているが、画像効果を狙ってか見栄や見てくれも豪華で高価なものを購入するのも数字を押し上げている。
奥さんや彼女からいただいたからにはホワイトデーでお返しということになる。ホワイトデーは福岡みやげ“鶴乃子”の発売元・石村萬盛堂が“もらったチョコを白いマシュマロで包んでお返しを”と仕掛けて、1978年3月14日からチョコマシュマロを販売したのが始まりだ。それを商機と各種業界が追従したホワイトデーの市場規模は、今では750億円ぐらいになっている。
ホワイトデーに奥さんや彼女に奮発するのは効果的であるが、何を贈ったらいいのか迷い困っているオレンジ世代諸兄も多い。私はここのところずっと、大きめのアクセサリーを贈っている。人目を引き注目され使い勝手の良いものは喜ばれ重宝されている。