妻を窒息死させた疑いの長野県議、殺人罪で起訴…アリバイ主張し容疑否認

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 長野県塩尻市で昨年9月、妻を殺害したとして、長野地検は20日、県議の丸山大輔容疑者(48)を殺人罪で長野地裁に起訴した。地検は認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、逮捕後一貫して事件への関与を否認しているという。

丸山大輔容疑者
丸山大輔容疑者

 起訴状では、丸山容疑者は昨年9月29日午前1時44分頃~午前3時4分頃、経営する酒造会社「 笑亀しょうき 酒造」の事務所兼自宅で、妻の希美さん(当時47歳)の首を何らかの方法で圧迫し、窒息により殺害したとしている。地検の中村昌史次席検事は「公判で(起訴事実の)立証を尽くしていく」と述べ、犯行動機などについても明らかにしなかった。

 捜査関係者によると、丸山容疑者は逮捕後の調べに、事件当夜は長野市の議員会館に宿泊していたとアリバイを主張。一方、県警は防犯カメラの映像などから、丸山容疑者のものとみられる車が同28日午後11時半頃に議員会館を出発し、直線距離で南に約60キロ離れた塩尻市に移動したうえ、同29日午前5時頃に再び議員会館へ戻ったことを確認したとしている。

 丸山容疑者の弁護士は起訴後の取材に「今の時点では特にコメントできない」とした。

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3641040 0 社会 2022/12/20 22:22:00 2022/12/20 22:22:00 2022/12/20 22:22:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/12/20221220-OYT1I50152-T.jpg?type=thumbnail

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