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東京都墨田区の両国国技館で24日、日本相撲協会の錦島親方(元大関朝潮)ら10人と区内の高齢者約230人が新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。
相撲協会が区の集団接種会場に国技館を提供した。65歳以上の親方らに加え、希望者の中から選ばれた区民が米ファイザー製ワクチンを接種。経過観察のための待機場所には升席が用意され、横綱のサイン入り色紙などが当たる抽選会も行われた。大相撲ファンだという主婦(80)は「慣れ親しんだ場所なので、接種も怖くなかった」と喜んでいた。
国技館は6月23、24日も区の集団接種会場として使用される。65歳以上の高齢者に続いて対象となる基礎疾患を持つ区民の中から約160人と、力士ら約800人が接種を受ける予定だ。