ヤマト、一部地域で日本郵便に小型荷物の配送委託へ…配達員の不足を懸念

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 宅配大手ヤマト運輸は6日、書類などの小型荷物について、来年から一部地域での配達を日本郵便に委託すると発表した。ヤマトが、広域で日本郵便に配送委託するのは異例で、地方を中心に配達員の不足が懸念されるなか、連携により地域物流網の維持を図る。

 委託するのは、小型の荷物をポストに投函とうかんする「クロネコDM便」で、業務委託後も利用方法や配達日数などは変わらないという。

 来年2月に山形県で開始し、4月までに北海道や富山、香川、鹿児島など10道県に拡大する。

 ヤマトは、日本郵便への委託で、配達員をインターネット通販人気の高まりで需要が増す宅配便に集中させる考えだ。日本郵便側は、自社の配達網を有効活用して収益増につなげる狙いがある。宅配大手では、佐川急便も一部小型荷物の配達を日本郵便に委託している。

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