「サバイバーズ」とは?
長く続いた日本の終身雇用が終わりを告げようとしている。良くも悪くも、「個の時代」へと進む中、どうすれば、時代の激流にのみ込まれずにサバイブできるのか?
経済スペシャル「サバイバーズ」は、不確実な時代を生き延びてきた人々(サバイバー)から激流の時代の生存術を学ぶ、新しいカタチの経済番組。
今回、登場するのは、世界的に成長市場となっている「SDGs関連ビジネス」で注目を集めるベンチャー企業の社長。時代の脚光を浴びて輝いてみえる彼にも、その半生を紐解いていくと、誰もが共感する悩みや苦労があった。日本を代表する大企業に一度は就職しながらも、その「安定」をあえて捨て、襲い来る逆境を楽しむ生き方を選んだ彼のもとには、同じような思いを抱く人たちが次々と集い始めている。
「起業なんてリスクを負うより、安定した企業に勤めたい」と思いがちな人たちも、この番組をみると考え方が変わるかもしれない。
出演者
【MC】
相内優香(テレビ東京アナウンサー)
【出演】
成田悠輔(経済学者・米イェール大学助教授)
ふかわりょう
【今回のサバイバー】
高野由之(株式会社ARTH代表)
番組概要
静岡県伊豆市に“究極のエコホテル”とも言える水・電気完全自給型ホテルを12月にオープンさせたり、地域再生プロジェクトの一環として古民家再生ホテルを手がけたりするなど、いわゆる「SDGs関連ビジネス」で注目を集めるのが株式会社ARTHだ。
ARTH代表の高野さんは、大学を卒業後、日本の大手メーカーに就職したものの、4年半で退職し、現在の会社を立ち上げた。大手メーカー時代には、ゴルフ接待や宴会の裸踊りもいとわない“昭和型のサラリーマン”だったというが、現在の高野さんには、そうした雰囲気が全くない。それどころか、文系出身にもかかわらず、創業からわずか6年で、水・電気を完全自給自足する、究極のエコホテルを完成させるなど、時代の最先端ビジネスを展開している。そしてそんな高野さんのもとには、大手企業をやめて来た人たちも次々と集ってきている。
「サバイバー・高野」の取材VTRをスタジオで見ながら、成田悠輔・イェール大学助教授や、ふかわりょうが、混迷現代のサバイブ術について激論を交わす。