トロンフォーラム

組込みシステムに組み込んだOSのAPIで TRON系OSが60%のシェアを達成し24年連続の利用実績トップ

組込みシステムに組み込んだOSのAPIで TRON系OSが60%のシェアを達成し24年連続の利用実績トップ

~ トロンフォーラムが「2019年度組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査報告書」を会員に公開 ~

オープンソース、オープンデータおよびオープンAPIで、組織や応用に縛られないオープンIoTの実現を目指す、TRONプロジェクトの推進母体であるトロンフォーラム(東京都品川区、会長:坂村健・東洋大学情報連携学部INIAD学部長)は、「2019年度組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向に関するアンケート調査報告書」をまとめました。その結果、「組込みシステムに組み込んだOSのAPI」で、T-Kernel仕様API(μT-Kernel仕様API等を含む) とITRON仕様APIの合計で約60%のトップシェアを達成しました。これにより、調査開始以来24年連続でTRON系OSが利用実績トップのOSとなりました。

今回のアンケート結果の特徴として、以下の点が指摘できます。

  • μT-Kernel 2.0をベースにIEEE標準として一般公開された「IEEE2050-2018」により、海外での認知度が上がったと考えられる。
  • エッジノードが注目されていることもあり、TCP/IPを利用している事例が増えている。

このアンケート調査活動は、ET & IoT Technology 2019のうち、Embedded Technology(組込み総合技術展、略称ET、主催:一般社団法人組込みシステム技術協会)として開催されている展示会、およびその前身となる展示会の会場で定点観測的に実施しており、今回で24回目となります。2019年度の調査報告書は、2019年11月20日から22日にパシフィコ横浜で行われたET2019の会場および本アンケートのための特設webサイトにおいて実施したアンケートの結果を集計した最新の情報です。

トロンフォーラムではこのアンケート結果の全文を、幹事/A/i/B/学術の各会員専用ページ内で公開いたします。法人および上記以外の会員が閲覧を希望する場合は、トロンフォーラム幹事会員のパーソナルメディア社が運営するウェブショップ( https://www.personal-media.co.jp/webshop/ )で、「購入部署限定版(10万円+税)」および、「購入法人限定版(20万円+税)」の2種類を4月中旬からお求めいただけます。

本発表に関する報道関係者からのお問い合わせ先

トロンフォーラム事務局(担当: 柏)
TEL: 03-5437-0572 FAX: 03-5437-2399
Email: press@tron.org
URL: https://www.tron.org/ja/


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