人事・情報システム
情報システム
トヨタの情報システムは、開発・生産・販売のグローバル化の急速な進展、カーエレクトロニクス技術の発達、地球環境問題への適応、世界・日本経済の動向などへの対応とともに新しい情報処理技術を取り入れて、積極的に発展と変革を進めてきた。
情報システムの発展と変革を時代別に概括すると、1980年代後半から1990年代前半においては、業務系情報システム／事務（以降、事務系システム）ではそれまでに開発されてきた基盤システムの国際化対応とOA化が進められた。業務系情報システム／技術（以降、技術系システム）では、それまでに開発されてきたCAD/CAMシステムの適用領域拡大と仕入先への展開が進められた。
1990年代後半から2000年代初においては、事務系情報システムではシステムの高度化が進められ、グローバルに適用する情報システム化および経営全体への構造改革をもたらした。技術系情報システムでは、技術情報の統合化が進められグローバルな技術情報活用が展開された。
2000年代前半から2000年代後半においては、業務系情報システム全体でグローバル標準化が図られ、情報活用が展開されてきた。基盤系情報システムである情報通信ネットワークシステムも、グローバル標準化され国内外ともにTCP/IP化された。2008年（平成20年）から2009年に世界を襲った経済危機の影響は、情報部門においても多大なものがあり、システム開発・保守の効率化を進めるとともに、システム開発・保守体制の構造改革を進めてきている。
- 1988年～2011年
事務電算システムの変遷
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西暦
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和暦
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事項
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|---|---|---|
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1957
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昭和32
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自販経理部機械計算課発足
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1960
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昭和35
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自工調査部機械計算課発足
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1964
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昭和39
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自工機械計算部発足
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1965
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昭和40
|
自販機械計算部発足
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1968
|
昭和43
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自工電算部発足
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1969
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昭和44
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高岡工場電算室完成
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1974
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昭和49
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電算センター完成により電算部と技術電算室が統合
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1978
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昭和53
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自販システム部発足
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1983
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昭和58
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本社・名古屋支社統合により新生電算部発足
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C80推進室発足
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1987
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昭和62
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第2情報システム部発足
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西暦
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和暦
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事項
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|---|---|---|
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1954
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昭和29
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IBM統計会計機
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1960
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昭和35
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NCR31会計機*
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IBM650
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1962
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昭和37
|
FACOM222*
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1963
|
昭和38
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IBM7074・1401
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1965
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昭和40
|
FACOM230/30*
|
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1966
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昭和41
|
IBM1440（工場電算機）
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1967
|
昭和42
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IBM360/40*
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1968
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昭和43
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IBM360/50
|
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1969
|
昭和44
|
IBM360/40（工場電算機）
|
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1972
|
昭和47
|
IBM370/155
|
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1973
|
昭和48
|
IBM370/145*
|
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1974
|
昭和49
|
本社・工場の電算機の統合（工場電算機IBM360/40返却）
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1978
|
昭和53
|
IBM3033
|
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1981
|
昭和56
|
FACOM/M200*
|
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1982
|
昭和57
|
IBM3081
|
|
1984
|
昭和59
|
本社・名古屋支社の電算機の統合（支社電算機FACOM/M200返却）
|
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1985
|
昭和60
|
高速デジタル回線（NTT）の利用
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1986
|
昭和61
|
IBM3084
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- *
- 自販に導入
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西暦
|
和暦
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事項 |
|---|---|---|
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1973
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昭和48
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部品表情報の電算集中管理（1975年 優秀情報処理システム受賞）
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1975
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昭和50
|
部品表システム利用業務の電算化
・部品手配計算 ・購入部品価格管理ほか |
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1980
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昭和55
|
オールトヨタ部品表情報の授受体制確立
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1981
|
昭和56
|
エンジン部品表
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西暦
|
和暦
|
事項 |
|---|---|---|
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1966
|
昭和41
|
旬間オーダーシステム
|
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1970
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昭和45
|
デイリー・オーダー・システム（1972年 大河内記念会生産賞受賞）
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自販・自工本社・工場の各電算機直結
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1974
|
昭和49
|
旬間オーダー・デイリー変更システム
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1979
|
昭和54
|
オーダーシステム改善
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海外データ通信システム
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1980
|
昭和55
|
国内データ通信システム
|
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1982
|
昭和57
|
オーダー予測システム
|
|
1984
|
昭和59
|
NUMMI電算システム
|
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1986
|
昭和61
|
販売店オンラインシステム
|
|
西暦
|
和暦
|
事項 |
|---|---|---|
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1957
|
昭和32
|
購入部品納入指示
|
|
1961
|
昭和36
|
部品・資材必要数計算
|
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1966
|
昭和41
|
高岡工場オンライン生産指示
（1969年 元町工場、1970年 堤工場、1981年 田原工場、1983年 本社工場） ・組立指示 ・主要部品搬入指示 |
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1974
|
昭和49
|
号口排出ガスシステム
|
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1980
|
昭和55
|
指示手段改善
・アンドン・玉出し機の自動化 ・ラベルプリンター・マグカード採用 |
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1987
|
昭和62
|
新資材システム
|
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西暦
|
和暦
|
事項 |
|---|---|---|
|
1961
|
昭和36
|
補給部品在庫管理
|
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1969
|
昭和44
|
オンライン配車指示
|
|
1975
|
昭和50
|
新補給部品システム
|
|
1981
|
昭和56
|
輸出車両総合システム
|
|
1983
|
昭和58
|
新車物流合併対応
|
|
1987
|
昭和62
|
新車物流情報システム
|
|
西暦
|
和暦
|
事項
|
|---|---|---|
|
1962
|
昭和37
|
月賦手形処理
|
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1971
|
昭和46
|
登録情報システム
|
|
1973
|
昭和48
|
カタログ作成システム
|
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1979
|
昭和54
|
動態調査システム
|
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1983
|
昭和58
|
C80システム全国販売店へ導入
|
|
西暦
|
和暦
|
事項 |
|---|---|---|
|
1954
|
昭和29
|
実績計算
・材料原価計算 ・減価償却費計算 ・工数計算 ・原価部品費計算ほか |
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1955
|
昭和30
|
実績計算
・給与計算ほか |
|
1970
|
昭和45
|
総合品質システム
|
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1978
|
昭和53
|
OCR処理
|
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新人事情報システム
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トータル会計情報システム
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1980
|
昭和55
|
設備管理システム
|
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1981
|
昭和56
|
漢字の採用
|
|
月次決算処理改善
|
||
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1982
|
昭和57
|
人事・経理システム合併対応
|
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1983
|
昭和58
|
分散処理
|
|
新品質情報システム
|
||
|
イメージ処理
|
||
|
1984
|
昭和59
|
パソコン利用支援
|
|
1986
|
昭和61
|
経営情報提供システム
|
