調印後に握手を交わす両市長（平塚市提供）
落合克宏市長は11月、リトアニア共和国カウナス市との姉妹都市提携に向けた調印式に出席するため、同市を訪問した。
市は、東京五輪・パラリンピック時に同国のホストタウンを務めたことが縁で、五輪閉幕後も教育など様々な分野で交流を継続。オンライン会議などで今後の交流に向けた意見交換を重ねる中で、両市長が提携に向けて取り組むことで合意していた。
落合市長は、坂間正昭市議会議長や平塚・カウナス交流推進委員会の宝蔵寺賢副委員長らと共に11月21日から27日まで滞在。25日にカウナス市役所で行われた調印式では、両市長が盟約書にサイン後握手を交わした。
カウナス市は、北欧のバルト海沿岸に位置するリトアニア第２の都市。旧ソビエト連邦併合以前は臨時首都として日本領事館が置かれ、第２次大戦中にユダヤ人難民救済に向け「命のビザ」を発給した杉原千畝が勤務していたことで知られる。
平塚市の姉妹都市提携は、アメリカカンザス州のローレンス市に続いて２例目。
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