徹底的に容赦ない。元2ちゃんねる管理人で実業家のひろゆき氏が、22日も〝政治と宗教〟の問題を巡って大暴れした。

 この日立て続けにやり玉に挙げたのは、自民党の下村博文元文部科学大臣、山本朋広元防衛副大臣、日本維新の会の足立康史衆院議員だ。

 下村元大臣については、世界平和統一家庭連合が世界基督教統一神霊協会(統一教会)から2015年に名称変更が認められた当時、文化庁を管轄する文科大臣だったとして炎上中。ただ、下村大臣は文書で自身の関与を否定している。

 これに対し、ひろゆき氏は共産党の宮本徹衆院議員が文化庁宗務課に問い合わせた結果をリツイートし「統一教会の名称変更は部下が勝手にやったと言い張っていた下村博文元大臣が嘘を付いていた様子。」とジャッジした。

 ひろゆき節は止まらない。次は山本議員が、旧統一教会の関連団体とされる「世界平和連合」「国際勝共連合」の太田洪量会長と面会していた写真ツイートを引用。「自民党の山本朋広元防衛副大臣で、現文部科学部会長も、統一教会とズブズブな様子。」とやった。

 矛先は自民を飛び越え維新にも。「私が不勉強だからか〝統一教会〟の何が問題なのか正確に承知していません」とつづって大炎上した足立康史氏を「統一教会で講演をして、被害の実態を知ろうともしない不勉強な貴方がわからないのは当然かと。」と皮肉った。

 一方で「統一教会の機関紙」とした発言について「世界日報」から抗議文が届いたことを明らかにした立憲民主党・石垣のり子参院議員のツイートに対しては「『統一教会の機関紙』と呼ばれる世界日報から抗議を受けるのは、まともな政治家の証明になりそうな昨今。」と援護射撃した。

 日頃のひろゆき氏からすれば、こうも一つのテーマに〝熱〟を入れるのは珍しい。何が彼を宗教問題にかき立てるのか。「日本が多少は良くなるんじゃないかと、思ってるおいらです」とつぶやいたひろゆき氏。179万フォロワーを誇るインフルエンサーの発信にSNS上が沸騰している。