<新型コロナ>アベノマスク寄付を 浅草のギャラリーが回収箱を設置

2020年4月25日 02時00分

ギャラリーの前に設置されたアベノマスクポスト=台東区で

 浅草にある「ギャラリー・エフ」(台東区雷門二)は、新型コロナウイルス感染防止対策として政府が全戸配布する布マスクを不要とする人たちから集め、簡易宿泊所が集中する山谷(さんや)地区(台東、荒川区)に贈る取り組みを始めた。
 カフェも併設するギャラリー(現在は休業中)では、店頭に「アベノマスクポスト」と記した段ボール箱を二十一日に設置した。集まったマスクは、山谷労働者福祉会館(台東区日本堤)に送り、炊き出しに訪れた人たちらに配ってもらうという。
 「ツイッターで、山谷でマスクが不足しているのを知り、できることをしようと思った」と村守恵子オーナー。「うちはマスクはあるから」などと言って近所の人たちが箱に入れていくという。 (井上幸一)

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