大日本陸軍従軍画家協会結成計画

記事番号:00331
年月:1938年04月

支那事変開始以来北支及び中支戦線の陸軍に従軍した画家は数十名の多数に及ぶので、その中の有志が発起して四月二十六日九段軍人会館に会合を開き協議した結果、大日本陸軍従軍画家協会を結成することとなつた。団体として時局に適した事業を行はうといふのである。発起人として当日参集したのは向井潤吉瀬野覚蔵、古城江観、小林喜代吉、鶴田吾郎寺本忠雄、等々力巳吉、長谷川春子等で陸軍省新聞班の柴野少佐も加はつた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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