上方漫才大賞の奨励賞に見取り図ら5組がノミネート 発表は4月9日

[ 2022年3月27日 05:00 ]

第57回上方漫才大賞の奨励賞にノミネートされた(上段左から)祇園、すゑひろがりず、ミキ(下段左から)見取り図、ロングコートダディ
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 「第57回上方漫才大賞」の奨励賞・新人賞のノミネートが26日、発表された。新人賞候補にはカベポスター、からし蓮根、たくろう、天才ピアニスト、ニッポンの社長、フースーヤ、ももの7組、奨励賞候補には祇園、すゑひろがりず、ミキ、見取り図、ロングコートダディの5組がノミネートされた。

 先日の「ytv漫才新人賞決定戦」で優勝したカベポスターは2年連続で新人賞にノミネート。ツッコミの浜田順平は「昨年の負けてしまった悔しさが大きく残ってます。今年こそは新人賞を獲りたい」と腕ぶしている。女性コンビ・天才ピアニストの竹内知咲は「歴史あるこの賞に名前を刻みたい」と意気込む。昨年のM―1グランプリ決勝進出を果たしたもも・まもるは「絶対に勝ち取ります。その先の上方漫才大賞も狙ってるんで」と鼻息も荒かった。

 奨励賞候補の見取り図・盛山晋太郎は「上方の漫才師として責任を持てるように、奨励賞を頂きたいと思います。もしもルールの大幅変更があり、トライアスロンになったとしても全力でとりにいかせてもらいます」と笑わせた。ミキの昴生は「大賞を獲るために奨励賞は必ずいただきたいです。そうやんな?亜生」と弟の亜生に問い掛けると「にいちゃんの言う通りです」と亜生は同調した。

 1月に「上方漫才協会大賞」を受賞したすゑひろがりずの南條庄助は「歴史ある上方漫才大賞の奨励賞に御ノミネートという誉れ我が胸は高鳴っております。小鼓を締め直しておきまする」と気合い十分だ。

 4月9日に、当日審査を経て奨励賞、新人賞が決定。大賞は事前審査で決まった1組が生放送で発表される。

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