福山雅治 地元・稲佐山ライブの中止、当面“封印”「コロナとの付き合い方が完全にできた暁に…」

[ 2021年5月22日 15:14 ]

福山雅治
Photo By スポニチ

 俳優でシンガー・ソングライターの福山雅治(52)が22日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」(土曜後2・00)に出演し、昨年から延期されていた出身地・長崎の稲佐山公園野外ステージで開催予定だったライブを中止することを発表した。チケットは払い戻しで対応する。

 デビュー30周年を記念したツアーの一環で、5年ぶりに同所でのライブを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年9月23、25、26日に順延と発表されていた。しかし、福山は番組内で、「今回、今この現状をよくよく鑑み、そしてスタッフとずっと検討してきたんですけれど、1年間延期させいただいた稲佐山でのライブ、いったん、中止とさせていただきます」と報告した。

 ファンには「楽しみにして下さったあなた、本当に申し訳ありません」と謝罪し、「忸怩(じくじ)たる思いというのはこのことで、残念でなりません」と自身の思いも口にした。

 野外の大会場で行われる同ライブは、「僕にとっても、ファンでいて下さるあなたにも特別な場所」という。一方で、国内外から多くのファンが訪れる大規模なライブでもあり、「この特別な場所に、日本全国から長崎という一つの街に…アジアからも参加したいという方も、もちろんいらっしゃる。その皆様が移動して来るということが、僕らがやりたいという気持ちでやっていいライブではないな、という判断に至りました」と説明した。

 また、多くのファンを受け入れる自治体の地元にも考慮したそうで、「稲佐山に関して言うと、完全なるアフター・コロナ、コロナとの付き合い方が完全にできたよねとなった暁に、そのどこかで開催させていただこうという判断をさせていただきました」と、コロナ禍の収束まで同ライブを封印することを明らかにした。

続きを表示

2021年5月22日のニュース