入団4年目の聖乃あすかが初主演「透明感を出したい、と普段のお化粧よりベースを作ることから意識」

[ 2018年1月23日 20:39 ]

「ポーの一族」で新人公演初主演を果たした宝塚歌劇団・花組の聖乃あすか(右)とヒロインの城妃美伶
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 宝塚歌劇団花組公演「ポーの一族」の新人公演が23日、兵庫・宝塚大劇場で行われ入団4年目の聖乃(せいの)あすかが初主演を務めた。

 圧倒的なビジュアルが求められる作品で、聖乃は「透明感を出したい、と普段のお化粧よりベースを作ることから意識しました」と、引き込まれるような舞台姿でファンを魅了した。

 同作は萩尾望都さん原作のコミックを初めてミュージカル化したもので、永遠の命を授かった絶世の美少年・エドガーの数奇な人生を描く話題作。トップスター明日海(あすみ)りお演じるエドガー像の美しさが早くから話題で、聖乃は「明日海さんから細かなところまでいろいろ教えていただき“リラックスしてケガなくね”と送り出してもらいました」。

 「すごく緊張した」と振り返る初主演だったが、「(クライマックスで)ゴンドラに乗った時はライトがまぶしくて、お客様が近くて…。すごく気持ちよかった」と笑った。

 また、ヒロインで今回が新人公演最後となる城妃美伶(しろき・みれい)は「最後の新人公演ということで、最後のシーンはこみ上げるものがあった」と感慨深そうに振り返っていた。

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2018年1月23日のニュース