AKB総選挙投票券欲しさにCD大量詐取 大学生6人を書類送検

[ 2014年1月30日 19:25 ]

 AKB48の握手券や「選抜総選挙」の投票券欲しさにシングルCDを大量にだまし取ったとして、京都府警は30日までに、電子計算機使用詐欺や廃棄物処理法違反などの疑いで、大阪産業大や関西大の学生ら計6人を書類送検した。

 府警によると、6人はいずれも20歳。詐取したCDには、シングル曲を歌うメンバーを決める投票券のほか、メンバーとの握手券も付いていた。リーダー格の大産大生は、入手した握手券を独占し、メンバーと計約80分間握手。投票券430枚を転売して得た30万円も、AKB関連のイベントに参加する交通費に使ったという。

 送検容疑は昨年4月、インターネット通信販売業者から他人のクレジットカードを使い、CD486枚を購入。握手券や投票券を抜き取った上で、詐取したものを含む681枚を5月、京都府井手町の駐車場に捨てた疑い。

 AKBの選抜総選挙は回を追うごとに注目度が上昇し、社会現象化。好きなメンバーを応援するため、1人で何枚ものCDを買う熱烈なファンがおり、握手券などをめぐる詐欺事件がたびたび起きている。

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2014年1月30日のニュース