大相撲名古屋場所4日目(11日、ドルフィンズアリーナ)横綱白鵬(33)が、日本相撲協会に「右膝蓋腱損傷、右脛骨結節剥離骨折の疑いで2週間の安静を要する」との診断書を提出して休場した。初日から3連勝と好調に滑り出していた。
NHKでテレビ解説を務めた北の富士勝昭氏(76)=元横綱=は、「予想だにしなかった。話を聞いてびっくりした」と驚いた様子。師匠の宮城野親方(60)=元幕内竹葉山=によると、2日目(9日)の取組前に支度部屋で足を滑らせた際に痛めたという。
北の富士氏は「その辺が不可抗力かどうか知らないけど、注意が足りない。それぐらいで膝をやっちゃうということは、弱ってきたのかな。何か最近は小さなけがをよくする。あれだけ不死身を誇った体が」と嘆いた。