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天守閣内部の映像公開 被災熊本城、損傷確認

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天守閣内部の映像公開 被災熊本城、損傷確認

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被災した熊本城の天守閣入り口付近。石垣が崩れ建物内部に散乱していた=9月21日(熊本市提供) 被災した熊本城の天守閣入り口付近。石垣が崩れ建物内部に散乱していた=9月21日(熊本市提供)
被災した熊本城天守閣入り口付近。石垣が崩れ建物内部に散乱していた=9月21日(熊本市提供)
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 熊本市は4日、熊本地震で被害を受けた熊本城の天守閣内部を撮影した映像を報道機関に公開した。崩れた石垣が建物内に入り込んだり、床が一部傾いたりしており、市は2019年をめどに再建を急ぐ。
 天守閣は大天守(6階建て)と小天守(4階建て)の二つの建物で、市は被害調査のため9月に撮影した。
 映像によると、いずれの建物も入り口付近の石垣が崩れ建物の中に散乱していたほか、展示物があった上層階ではコンクリート製の柱も一部損傷していた。
 市は再建に向けた技術提案を募り、10月に大手ゼネコンの大林組を優先交渉先と決め、復旧案の詳細を詰めている。
 天守閣は1877年の西南戦争中に発生した火災で焼失、1960年に再建された。

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