福岡和白病院の隣接地に来年4月「令和健康科学大学」

令和健康科学大学の完成予想図(巨樹の会提供)
令和健康科学大学の完成予想図(巨樹の会提供)

カマチグループの学校法人「巨樹の会」は来年4月、福岡市東区和白丘の福岡和白病院の隣接地に、看護やリハビリテーション関連の人材育成のための「令和健康科学大学」を開学する。

これまで同会が運営してきた福岡看護専門学校と福岡和白リハビリテーション学院を発展させる形でスタートする。大学は看護、リハビリテーションの2学部3学科で定員は計220人。不足しているという医療、保健、福祉部門の連携ができる人材を育てるのが狙い。

現在、最新のシミュレーションセンターなどを備えた10階建ての校舎を建設中。隣りの同病院と連携して臨床実習などができるのが強みだ。カマチグループの蒲池真澄会長は「米国の看護師は4年生大学卒が標準で、日本でもいずれその時代が来る」と設立に踏み切ったという。

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