麻布学園でぼや 生徒の花火の不始末か 東京

 6日午後4時15分ごろ、東京都港区元麻布の麻布学園(麻布中・麻布高)の校舎から煙が出ていると東京消防庁に通報があった。同庁の消防車など19台が出動して消火活動にあたり、火は約2時間後にほぼ消し止められた。この火事で、4階建ての校舎の地下1階の約20平方メートルが焼けた。けが人はいなかった。

 警視庁麻布署や学校によると、生徒数人が出火前、地下1階で花火をしていたとの情報がある。当時は文化祭の準備などで校内に生徒ら約150人がいたが、職員の誘導で避難した。

 同署は花火の不始末で出火した可能性があるとみて、詳しく調べている。

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