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(更新: ORICON NEWS

2021年 ブレイク女優ランキング

2021年ブレイク女優ランキング

 ORICON NEWSでは、恒例企画『2021年 ブレイク女優ランキング』を発表。その結果、【伊藤沙莉】が1位に。今年もドラマや映画、CM、バラエティと様々なメディアで活躍した彼女。最強のバイプレイヤーから、メインを張れる実力派女優として知名度をさらに上げた1年となった。

CM起用増で認知度がさらに上昇 全世代からの支持を獲得

 伊藤沙莉は、上半期の2位から引き続き活躍が評価され、年間で1位となった。上半期では50代で1位を獲得していたが、今回は20代〜50代で1位となり、支持層も拡大。

 ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)など、子役から多彩な演技経験を積んできた伊藤。今年は話題作への出演が続き、「第45回エランドール賞 新人賞」、「第63回ブルーリボン賞 助演女優賞」などの賞を受賞し、着実に実力派女優としてのキャリアを積み上げていっている。

 個性的なハスキーボイスで知られるが、その声を活かし、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)ではナレーションを担当。主人公・とわ子の心情を描写する独特なワードセンスとリズムが、伊藤の声とマッチして、視聴者に強烈な印象を残した。

 ドラマ『全裸監督』(Netflix)シリーズ含め、常に体当たりで演技に取り組んできた姿勢が評価され、「ドラマ、映画、CMと色々な活躍をしていたと思う」(鹿児島県/20代・女性)、「あのハスキーボイスがとてもいい。体当たりな演技、かわいい笑顔、今一番旬な女優さんだと思う」(大阪府/50代・男性)と老若男女が支持。

 兄はお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介であり、兄妹のやりとりもネットニュースでたびたび話題にあがる。先日も『M-1』決勝進出の兄へ、喜びの声とエールを送った伊藤。コメントでも「兄のオズワルドのプチブレイクも相まって、本人がいない場面でも名前が出るので覚えてしまった」(長崎県/40代・男性)との声も。

 1月10日スタートの月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)でのヒロイン、『アクターズショートフィルム2』(WOWOW)の主演など、配信ドラマ、映画、映画吹替と、来年も幅広い活躍が予定されている。

上半期8位から2位に躍進 ドラマ主演&来期朝ドラヒロインと女優業が本格化

 2位にランクインしたのは、上半期8位から一気に2位まで上昇した福原遥。今年はお正月に放送された木村拓哉主演のドラマ『教場II』(フジテレビ系)から始まり、ドラマ『ゆるキャン△2』(テレビ東京系)などドラマ4本と映画1本に出演し、女優としてさらなる飛躍を遂げた1年となった。

 先日最終回を迎えた、ドラマ『アンラッキーガール!』(日本テレビ系)では主演を務めた。歌手としても活動している福原は、同ドラマの主題歌も自身が担当し、女優以外の活動も並行して行なっている。

 年齢と経験を重ね、シリアスからコメディまで多彩な役柄を演じることで、着実に“演技の幅”を増やし女優としての地位を固めた。そんな福原に「“まいんちゃん”の頃のイメージという貯金ではなく、新たな道を確立しつつあるから」(鹿児島県/40代・男性)、「子役を経て、女優として活躍してるイメージがあります」(千葉県/20代・女性)と、子役時代のイメージを、今年の活躍で見事に脱却したと視聴者に感じさせた。

 2022年度下期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロイン岩倉舞役に選ばれ、ますます女優としての活躍が本格化していくだろう。

女優活動スタート バラエティで見せる姿とのギャップに驚き

  • 『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(日本テレビ系)での演技が評価さえれ急上昇に(C)ORICON NewS inc.

    『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(日本テレビ系)での演技が評価さえれ急上昇に(C)ORICON NewS inc.

 3位には、バラエティで引っ張りだこのなか、今年2本のドラマに出演した“めるる”の愛称で親しまれている生見愛瑠がランクイン。

 3月放送のドラマ『おしゃれの答えがわからない』(日本テレビ系)で初ドラマにして主演。15日に最終回を迎えたドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(同局)には、ヤンキーの森生(杉野遥亮)の中学時代の同級生・橙野ハチ子役でレギュラー出演した。同ドラマでは、キスシーンを演じたインパクトと演技が評価され、今回の「ブレイク女優」としてのランクインにつながった。

 「モデルとしてティーンには絶大な人気があるのは知っていて、テレビでもたくさん出演されている中でドラマに出演しているのを観ると、素晴らしすぎてびっくりしました。テレビで見るかわいい姿とはまた違って、とても良い演技をされていた」(兵庫県/30代・男性)、「今出ているドラマでとても演技が良く、バラエティで見せる姿とのギャップに驚いた。これからたくさん女優のお仕事があるといいと思う」(東京都/40代・女性)と、バラエティタレントとしての人気を集める中でのドラマ出演ではあったものの、生見の自然な演技に驚きの声が多数寄せられた。
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下半期で認知度が急上昇した若手女優が多数ランクイン

  • 蒔田彩珠は朝ドラや映画で見せた演技力に今後の期待も高まった(C)ユマニテ

    蒔田彩珠は朝ドラや映画で見せた演技力に今後の期待も高まった(C)ユマニテ

 【生見愛瑠】(3位)のほかにも、上半期には名前のなかった2人の若手女優がTOP入りを果たした。

 8位の蒔田彩珠は、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で、清原果耶演じるヒロインの妹役を演じたことが記憶にも新しい。

 また、永作博美主演の映画『朝が来る』では、望まない妊娠をしてしまった少女という難しい役どころを演じ切り、様々な賞を獲得。その演技が印象に残っているユーザーも多く、「朝ドラから数々の映画、昨年から今年までの仕事量が凄いと思います。どこか闇を抱えてそうな演技が堪らなく上手で魅力的な女優さんだと感じます」(奈良県/10代・女性)などのコメントが寄せられた。
  • ドラマやCMなどメディア露出も増えている南沙良(C)ORICON NewS inc.

    ドラマやCMなどメディア露出も増えている南沙良(C)ORICON NewS inc.

 10位の南沙良は、TBS日曜劇場『ドラゴン桜』第2シリーズで、民放の連続ドラマ初出演を果たした。“ポスト新垣結衣”との呼び声も高く、「『ドラゴン桜』で一番目立っていたような気がするから」(東京都/30代・女性)とみずみずしい演技でインパクトを残し、TOP10入りに。日清食品「カップヌードル」のCMにも起用され、2022年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』への出演も決定。蒔田と南は、2018年公開の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でダブル主演しており、そろって次世代を担う若手女優としての呼び声も高い。

 今回のランキングを振り返ると、1位の【伊藤沙莉】、2位の【福原遥】、8位に初登場した【蒔田彩珠】のように、子役出身の女優が多数ランクイン。しかし、それぞれが子役時のイメージを年齢や経験で払拭し、実力派女優としてステップアップしている。

 また、3位に突如ランクインした【生見愛瑠】のように、1つのドラマでのインパクトが作用し、女優の道を開く人もいる。生見、蒔田、南の3名は2002年生まれで、2001年生まれの【平手友梨奈】含め、2000年以降誕生の“Z世代”の女優たちのさらなる躍進が期待されている。
【調査概要】
調査時期:2021年11月11日(木)〜11月22日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女※各年代均等割付)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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