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倉科カナ『刑事7人』卒業に涙「また、いつか戻って来たい」 東山からは“お姫様抱っこ”のサプライズ

 俳優・東山紀之主演のテレビ朝日系連続ドラマ『刑事7人』シーズン8(毎週水曜 後9:00〜9:54)が、きょう13日に放送され、倉科カナ演じる水田環の卒業が明かされた。

ドラマ『刑事7人』の卒業に涙を見せる倉科カナ(C)テレビ朝日

ドラマ『刑事7人』の卒業に涙を見せる倉科カナ(C)テレビ朝日

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 2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する刑事ドラマシリーズ。今シーズン初回では、冒頭からさまざまな衣装に扮して潜入捜査する新専従捜査班メンバーが登場したが、ひときわ目を引いたのは水田環(倉科)の美しすぎるウェディングドレス姿。珍しくおしとやかで、しおらしい環だったが、犯人(我が家・坪倉由幸)を前にすると、いつもの男勝りな一面を披露した。

 そして、ジャニーズWEST小瀧望が扮する、新たに配属となるZ世代の坂下路敏に対しても、教育係を買って出た環。“コスパ”を重んじる彼に、「汗をかかないで解決した事件などひとつもない」と、刑事としての心得を熱く諭(さと)すシーンでは、路敏もなにかを悟ったような表情を見せ、これからの彼の成長や活躍をさらに期待させた。

倉科カナを囲む『刑事7人』メンバー(C)テレビ朝日

倉科カナを囲む『刑事7人』メンバー(C)テレビ朝日

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 環は新専従捜査班メンバーに、自らの旅立ちを打ち明けるが、その言葉を放心状態で聞き入る青山新(塚本高史)。時折描かれてきた環と青山とのほのかな恋心がどうなるのかは、これからも気になるところ。そして、メンバーに見送られながら、晴れ晴れと将来を見据えた表情で歩き出す環。彼女らしい、気丈なラストシーンとなった。

 倉科は、気丈に最後の撮影を終えたが、スタッフからの「水田環役の倉科カナさん、全編終了です!」との声とともに、東山から大きな花束を贈られると、「朝は実感がなかったんですけど…実家を出た時よりも、すごく寂しい」と、安堵感と現場から離れる寂しさが入り混じり、涙が止まらず。シーズン1から出演してきた倉科にとって『刑事7人』の現場は「私にとって大切な場所で、ホーム」だといい、「また、いつか戻って来たい」と語ると、東山をはじめとしたキャスト陣、スタッフら盟友たちから「待ってます!」「待ってるよ!」と口々に声がかかり、大きな拍手で送られた。そして、最後には東山が倉科を花束と共に“お姫様抱っこ”する一幕もあり、倉科は相変わらず瞳を濡らしながらも笑顔でのクランクアップとなった。

■水田環役 倉科カナ コメント
朝は実感がなかったんですけど…今は寂しい気持ちでいっぱいです。お世話になって8年間、月日を重ねていくごとに、『刑事7人』が私にとって大切な場所になっていったんだと実感しています。私はこの現場を“ホーム”みたいに思っていまして、キャストの皆さんともスタッフさんとも仲が良いので、初めて実家を出た時よりも寂しさがこみ上げてきます。女優として、より前に進めるようにこれからも頑張りますし、また、いつか戻って来たいなと思っています。みなさん、お体にお気をつけて、頑張ってください。長い間、本当にありがとうございました。

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