ORICON NEWS

池田エライザ、エレキギターかき鳴らし「SWEET MEMORIES」をカバー

 アーティストが思い出深い名曲を個性的なアレンジでカバーする、NHK・BSプレミアムの音楽番組『The Covers』(毎週日曜 後10:50〜11:19)。19日と26日は、2週にわたって作詞活動50周年の松本隆を迎えたスペシャルナイトを放送する。

4月19日放送、BSプレミアム『The Covers』MCの池田エライザが松田聖子の「SWEET MEMORIES」(1983年)をカバー(C)NHK

4月19日放送、BSプレミアム『The Covers』MCの池田エライザが松田聖子の「SWEET MEMORIES」(1983年)をカバー(C)NHK

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 19日、「松本隆SP」第1夜は「松田聖子&歌姫の名曲特集」。注目は、MCの池田エライザによる「SWEET MEMORIES」(1983年)のカバー。松本隆×松田聖子の名バラードを、24歳の彼女ならではの解釈でエレキギターをかき鳴らし、キーボードの上田禎と共に魅惑の世界観で歌を表現した。そのパフォーマンスを見て、松本は「パンクな妖艶」と、大絶賛。

 また、2017年に同番組で披露した、松田聖子の「赤いスイートピー」のカバーが大きな話題を呼んだ宮本浩次と松本の初共演が実現。トークは、松本から宮本に対して「初めてのような気がしない」という温かい言葉から、和やかにスタートした。宮本が「赤いスイートピー」を歌う番組映像を見た松本は、「このパフォーマンスはレジェンド」「想像もしなかった、革命的な形で歌い継いでくれて、うれしい」と、大喜びだった。

 そして、小さい頃から松本作品に親しみ、松田聖子が大好きだったという宮本が「冒頭の歌詞で、涙がこぼれる」と語る「白いパラソル」(松田聖子)を、松本の目の前で弾き語り。さらに、松本隆×歌姫作品から、「男女の本物の物語がこの歌詞の中にある、これもまた泣けて仕方がない」という名曲もカバー。宮本のパフォーマンスを目の当たりにした松本は、深々と「いいよね…この人(宮本)の歌は、やさしいんだね 」と感じ入っていた。

 松田聖子と130曲以上タッグを組んできた松本のヒストリーをひも解く「松田聖子名曲アーカイブス」。松本による、貴重な「聖子名曲秘話」。これまでに番組で披露された井上芳雄GLIM SPANKY山崎まさよしによる「松本隆 ×松田聖子 名曲カバー集」、これまでに2100曲以上を手がけ、数々のヒット曲を生んだ松本の名曲制作秘話など、盛りだくさんな内容となっている。

 松本は「例えば、嵐の日に仲良い友達数人が部屋に集まって、しんみり好きな音楽の話をしてるうちに、誰かがアコギ弾いて歌い出して、みたいな番組です。はっぴいえんどの時代には大滝(詠一)、 細野(晴臣)が歌ってましたが。不思議に心温まるんですよね、不思議に」と、収録の感想を込めて語っていた。

関連写真

  • 4月19日放送、BSプレミアム『The Covers』MCの池田エライザが松田聖子の「SWEET MEMORIES」(1983年)をカバー(C)NHK
  • エレキギターで「SWEET MEMORIES」(C)NHK
  • 4月19日放送『The Covers』は松本隆氏(右)SP第1夜、ゲストは宮本浩次(C)NHK
  • 4月19日放送『The Covers』は松本隆氏(右)SP第1夜、ゲストは宮本浩次(C)NHK

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索