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大泉洋主演『騙し絵の牙』追加キャスト 宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也ら12人

 俳優・大泉洋が主演、松岡茉優佐藤浩市が共演する映画『騙し絵の牙』(6月19日公開)の追加キャスト12人が15日、発表された。宮沢氷魚池田エライザ斎藤工中村倫也ら豪華俳優陣が名を連ねている。

映画『騙し絵の牙』の追加キャストが発表された (C)2020「騙し絵の牙」製作委員会

映画『騙し絵の牙』の追加キャストが発表された (C)2020「騙し絵の牙」製作委員会

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 塩田氏は累計発行部数50万部を突破し、小栗旬星野源が初共演する映画『罪の声』(20年公開予定)の原作小説など話題作を執筆。大泉が表紙モデルに起用されている本作は、17年に初版発行されると、18年には本屋大賞にもランクインするなど世間の注目を浴びた作品。メガホンをとるのは、『桐島、部活やめるってよ』(12年)で日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞した吉田大八監督。

 物語の舞台は大手出版社の「薫風社」。出版不況のなか創業一族の社長が急逝すると、次期社長の座を巡って権力争いが起こる。専務・東松(佐藤)の大改革で、雑誌は次々と廃刊の危機に陥り、会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる。しかし、頼りなく見える速水は裏に“牙”を秘める男で、嘘や裏切り告発なども行われる中、新人編集者でヒロイン・高野(松岡)を巻き込みながら、生き残りをかけた奇策をかけていく。

 今回発表された追加キャストとして、ミステリアスでカリスマ性のある新人デビュー作家・矢代聖を宮沢、そして矢代とともに速水率いる「トリニティ」を盛り上げる超人気ファッションモデル・城島咲を池田、亡くなった「薫風社」社長の息子・伊庭惟高を中村が演じる。

 そのほか、惟高の後見人で保守派の常務・宮藤和生に佐野史郎。伝統ある薫風社の文芸誌「小説薫風」編集長であり、速水と敵対する江波百合子に木村佳乃。江波の忠実な部下である編集者・三村洋一に和田聰宏。編集長の速水を疎ましく思う「トリニティ」副編集長・柴崎真一に坪倉由幸。改革派の専務・東松と手を取る大手外資ファンド代表の郡司一に斎藤工。

 ヒロイン・高野の父で、小さな書店の店主・高野民に塚本晋也。そして高野が接触する謎の男にリリー・フランキー。速水のよき相談相手であり、人気の文芸評論家・久谷ありさに小林聡美。そして、速水の前に立ちふさがる文学界の大御所作家・二階堂大作に國村隼が起用された。

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